心の痛み

 

昔、巨人軍の名右翼手に高田選手がいた

インタビューしたアナウンサーが高田選手に王選手の事についてどう思うか質問した

高田選手は、質問に私は王選手程、練習も努力も足りない

評論する資格が無い!!!!!!と答えた

 

人間は50キロの荷物以上担いだ事の無い者は、100キロの重荷を担いだ人の心の重み

は分からない

反対に100キロを背負っている人は50キロの人の心か分かる

人によって、器量の多少の差はあろう

しかし人の悲しみ苦しみ痛みは、同じ体験した者にしか本当の悲しみ苦しみ痛みは分から

ない

生き地獄を生きている人の慟哭は、同レベルの地獄を生きている者にしか分からない

恐らくこのHPを見ている人に私の心の慟哭を分かる人は一人もいないであろう

徳川家康が“人生とは重き荷物を背負って坂道を行くが如し”と言った

徳川家康は妻の築山御前を切り、愛する息子に切腹を命じた

悪妻と言え、連れ添った妻である、それより何より息子に自害を命じた

胸中は計り知れない悲しみであったろう

一国一城の命運を背負う人間の非情の決断である

上に上れば上る程、風雨は強くなる

簡単に人の心の痛みが分かるなんて言葉は吐けない

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歴史の中で、嘘や密告、裏切り、殉教その他で非業の死を迎えた者も数しれないであろう、

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魔女裁判、スターリン・ヒットラー・文革・・・・・・・・その他

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現代日本もさしたる差は無いと思える程である

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天は無慈悲なのか・・・・・!!!!!!!!

歴史を見渡す時・・・・・天を疑う時がある

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・・・・・・人の悲しみ、痛みの分かる自分でありたい

歴史を更に凝視したい

悲しみ痛みに手を差し伸べたい

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・・・・・・悲しみの中で自分の無力に行き当たる

何も出来ない自分に深い悲しみを覚える

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釈迦やキリストの慈悲にすがりたい思いに駆られる

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歴史に沈黙する司馬承禎の胸中は・・・・・・??????

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何千年繰り返したにも関わらず、人間は未だそれらを克服していない

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昔フランキー堺の「私は貝になりたい」と言うタイトルの映画があった

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その心境が分かる気がする

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話できる人間が少ない

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今4時50分

東平蔵は既に来ている

話せる数少ない男である

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星の光が薄くなっている

カラスが遠くで騒ぐ

夜も、もうすぐ明けよう

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つまらない思いを残す

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心の記録

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視聴率アップ・・・・・・それもいいか

昨日は映画撮影があった

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日々の出来事の中で小さな喜びを見出すしか無い

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今日も一日が明ける

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平成18年9月25日

 

追記

詩の一節を思いだした

 

牡蠣の殻なる牡蠣の身の余りに狭き牡蠣の宿

よしやすがし夕づつの光は波の穂に照りて

とうのがはとの面影に似たりと言うも何かせむ

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痛ましきかな海神(わたつみ)の調べに聞きほれて

夜もまた昼もわきがたく、憂いに閉ざす牡蠣の宿

                                 一章節

中学時代に暗唱した詩の一節である

            自分も牡蠣の身になりたい心境になる