31弾   隠れた地消地産



 

近年各地で地産地消が叫ばれている

地元で獲れた、魚や野菜は出来る限り地元で消費する

地元の人も出来る限り地元のものを買う

さすれば地元全体が循環的に潤う運動と理解している

私もこの考え方に大賛成である

私が唱える「愛する氷見、頑張れ氷見」の基本的考え方に合致する

私は地産地消の運動は農水産物に限られたものでは無いと考える

私は、この地産地消の理念を市民の税金が当てられる、公共事業分野にも是非広げる事を

提起したい

市の公共工事の指名入札元受業者は、基本的に氷見市内の下請け業者を使う事を義務付け

するのである

工事の中には、氷見の業者が取り扱わない建築資材、製品もあろう

技術的に市内業者に無理な特殊分野もあろう

私は全てとは言わないが、市発注の公共工事の元請業者は、必ず工事全体の60〜70%

は地元の業者を使う

全体基準の細目は専門委員会を設けて決めれば良い

市内における県の発注工事にもパーセンテージは違っても適用される

私の知っているA社は、相当な公共工事の受注にも関わらず、良い噂も、悪い噂も何十年

間、届いてこなかった!

調べてゆくと市外の業者を相当使っていると聞いた

謎が解けた

市の管工事組合が市の建設工事の元受業者に市内の業者を使う事を市当局に申し入れたと

先日友人から聞いた!

当然な申し入れであろう

我々市民税を納める者も、少しでも市内の仲間が喜ぶ姿が嬉しくて頑張っているのである

近年多くの土木建設業が倒産廃業に追い込まれた

今後も地方交付税の削減などで一段と厳しい状況が予測される

建設分野の地産地消の理念は、雇用の問題、市税の循環、その他市産業界に与える影響は

少なく無い筈である

地産地消の理念は私が掲げる「愛する氷見!頑張れ氷見!」なのである

 

                                 平成18年6月3日   2時