24弾、漁礁と磯釣りのメッカ


     

私は釣りを殆どしない

従って魚釣りの事は分からないが、それでも子供の頃、近所の友達と時々釣りに行った

時たま、氷見の漁港付近に足を伸ばすと、磯釣りの人が釣り糸を垂れているのを見かける

日曜日など市外の人も結構いる

しかし釣り人のボックスを覗き込むと余り大きな魚は釣れてはおらず、また大漁でもなさ

そうである

氷見にも釣具店が何軒かある

釣りファンも多い                                                  

また漁港周辺だけでなく灘の海岸線は長い

しかし灘の海岸線で釣るひとは余りみかけない

釣り人に聞くと石川県の黒崎あたりが、人気が高いとの事である

恐らく海底の地形、岩場、水深などが、魚の生息に適しているのであろう

プランクトンや海草を小さい魚が食べ、その小魚を大きな魚が食べる

当然食物連鎖である

重ねて灘の海岸線は長い

私はこの長い海岸線に、人工の漁礁を10年計画で設置する事を提唱する

魚のアパートを灘の海岸線に計画的に設置するのである

海岸線からの距離、水深、設置の方法は水産専門機関に依頼する

公害の無い廃材利用の偽木アパートである

海草や貝類が付着し小魚が定着するには多少時間を要するだろうが

楽観的である

一度設置何十年間、維持管理も何も殆どかからない

10年か15年計画ですれば、予算も十分捻出できると楽観している

氷見を全国一の太公望のメッカにするのである

釣り情報は釣具店のみならず、タイアップして市のホームーページでも全国に流す

トイレその他釣り人のための環境も整える

箱物から比べたら派手さは無い、地道な活性化の案である、しかしこんな積み上げが大切

なのである

あらゆる知恵、あらゆる手段を駆使して、全力で取り組まなければ、氷見市が生き残る道

は無い

何百万人の団塊世代の何割かが第二の人生を求めて、田舎暮らしを模索している

太公望のメッカを目指す氷見市の取り組みが、マスコミに取り上げられれば、釣りファン

の団塊世代が移住を決意するであろう

計画を策定し、マスコミの発表を急げ!

四・五年で人口は6万人どころか7万人の大台も夢では無い

私も忙しくなる

                                 平成1822



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