23弾、追加、「きめ細かな街づくり」



その@・風致地区の指定

氷見市が風致地区に指定した地域がある事を私は聞いていない

風致地区とは自然の風致の維持を目的として都市計画区域内に特に指定された地区である

国定公園や観光地などの景勝地に多く指定地がある

氷見に指定して欲しい地域がある

その地域を話す前に、なぜ必要か氷見市を全体的に見渡さなくてはならない

私の20以上の提言以外、氷見市を視覚的に見渡して抜けている処を、この際穴埋めしてお

きます

さて話すまでも無く氷見市は商工業と漁業農業の町である

商業は殆どが個人商店である

また工場も小松製作所、氷見村田、高木セイコー、姫野セイコー、長沢製作所以外

他の市町村から比べれば規模と数からいって絶対量少ない

突き詰めるに市外の人を呼び寄せる方策は結局観光しか無い

そしてやはり氷見市の売り物は、キトキトの魚と海の景観が柱である

この項、私の20以上の提言は基本的にお金のかからない実現可能なアイデア、奇策また

他人のフンドシで相撲を取る案である

氷見市と同じで、私は生来の貧乏性、いや貧乏人なのである(笑い)

氷見市の将来的財政を勘案すれば水族館や美術館、その他、箱物観光は最早困難である

補助金などで箱物を建てたとしても、経営の観点、また維持管理費の上で非常に問題があ

箱物を建てたとしても結局中途半端な計画になり、他府県の規模から比べれば魅力に乏し

い内容となる

規模も小さく内容が浅いから一時的に集客できたとしてもいずれ飽きられてしまう

結果、維持管理費を市民に負わせるだけであり、子供たちの代にツケをまわすだけである

「まちづくり戦略会議」が市長に提言した内容が市広報に掲載されてあった

海底遊歩道以外、他府県にみられる模倣のミニチア版で斬新さが無く落胆しかなかった

唯一目新しい海底遊歩道は、幼稚な発想であり、これまた現実できるとは思えない

アイデア不足、人材不足の感はぬぐえない

失礼だが地場の観光・商業の衰退は今回の提言内容からも読み取れる

それらの事は「付録・氷見市まちづくり戦略会議の提言に一言」、で指摘したのでこれ以上

は触れない

結論を急ごう、指定して欲しい場所は国道160号線、稲積の交差点から薮田トンネルまでの沿線両側の地域です

地図は以下に掲載

稲積の交差点手前までは良いとして、以北の地域にこれ以上の新しい建物が建つと、景観

が損なわれ民宿、温泉街としての風情が無くなる

一帯山側は阿尾の山林、そして田園と浅い山里風景、海側は田んぼと田舎部落、そして合

間に見える富山湾である、我々氷見の人間ですらホットする景観である

都会の観光客も、稲積地区に入ると氷見の民宿街にいよいよ来たと!!!!旅情にひたる風景で

ある

これ以上この地区に工場や分譲地が出来ては景観が著しく損なわれると、私は思う

ご存知の通り私は不動産屋である、このような規制は自分の手足を縛り、首を絞める提言

である、しかし愛する氷見の大局大道に立てば、それもやむなしである

以上、市当局の御一考を願う次第です

                                             平成1822

 

そのA

仏生寺川沿いに紅葉()並木

氷見市の企画と思うが、二年ほど前、市外の人達を募って、氷見市街を歩いて散策する

企画があった

「氷見歩こう会」とてもいい企画であった、春と秋、年2回位は毎年の恒例行事にと思うが

息の長い氷見のファン作り、拍手喝采である

その企画も念頭に町づくりの抜けている事を指摘したい

 

氷見市街、南側に流れる仏生寺川が有磯の海に注ぐ

上庄川と並んで氷見市の二大河川である

川幅も広い

ところが写真の如く、この川の土手沿いに樹木が一本も無い

観光氷見市である、市当局、観光協会の方々、この光景に何も思わない、その感覚が私に

は分からない

追加、余川川の土手沿いにも無い

氷見市全体を今一度見渡して欲しいものです

これも予算の小さいスグにでも取り組める提案と思うが!

大きな箱物より、確実に出来ること、細やかなモテナシ、それが確かな明日につながると

思うが

他市町村や都会の人がいい町だなぁーと、感じていただける町造り、手始めはそれからで

ある

以上、相当暇な主の昨今です

                                        平成1822