第19弾・藤の花を市の花に指定を!

氷見グランドホテル・マイアミの喫茶店のガラス越しに藤棚がある!

そして、その藤棚の傍らに、藤棚を設けた、謂われ書きの石碑がある。

石碑には先の大戦で宇波地区から出征した兵士の、鎮魂の文言が記されてあった!

戦没者の鎮魂に氷見市を代表する藤の花を手向けたのである!

石碑の書は元大本営陸軍作戦部、伊藤忠商事特別顧問・瀬島龍三先生の手によるものであ

った!

瀬島先生も、発起人一同も藤の花に鎮魂の願いを込めたのである!

永久に鎮魂の意を捧げる!発起人有志一同でなくとも、的を得た手向けの花の選定であ

る!

私は、この氷見市活性化案の中の第2弾「藤の古都・百年計画」で藤の花の歴史的貴重な

恵み、そして獅子舞と食都に代表する海の幸は氷見市の3本柱と強調しておいた!

更に「北大町海岸線空地活用策」「ネーミング大作戦」でも藤の花を強調してきた!

氷見市の花は?!と聞かれて、現行のユリの花と、即座に答えられる人はどれだけか!?

恐らく少ないであろう!

もし「藤の花」と「ユリの花」とどちらを市の花に選ぶかと賛否を取れば、40代以上の

人なら圧倒的に藤の花と答えるであろう!

市の花となっているのに、氷見市の観光パンフレットに強調されたユリの花が載ったのを

私は知らない!

民宿、生け花展、写真展、其の他にも市の花として、我々が特別認識できるような扱いは

無い!

歴史的・文化的裏打ち・氷見市宣伝の戦略財産としても完全に見劣りする!しかも永続性

に乏しい!

ひまわり大作戦にかすんでいる!ユリ大作戦では絵にならない!

椿にすら負けている!

歴史的、文化的裏打ちに乏しい選定の、命のはかなさである!

ユリの花に比較して藤は観光の戦略財産として、比較にならない!

椿も歴史的・文化的裏打ちが薄くアンコ椿に負ける、ヒマワリも歴史的文化的裏打ちが無

い!

藤棚はバイパス、海岸線・河川沿い延々と設けられ、しかも花の時期だけでなく、緑の時

期、枯れたツル枝だけでも絵になる!しかも写真スポットにもなる!

これ以上は述べないが、子々孫々の時代を見越すなら、藤の花を氷見の花と改めることを、

提案するものです。

                                                           平成17年4月9日