みちのく会「仙台旅行」



思いついたように時々飲みに行くお店が「みちのく」さんである

日頃ママさんの心のこもった手料理、心配り、明るい笑顔に感心していた

そのお店の常連さんたちが積み立てして一年に一度旅行していると言う

今回はママさんの故郷、仙台と言うので、頼み込んで仲間に加えて戴いた

28日の真夜中に発って30日の夜に帰着の予定で、特徴は旅行業者のマニュアル旅行ではな

く、ママさんの姉の家での朝食と実家訪問が組み込まれており楽しみにしていた

真夜中に発ったバス、新潟を経由し仙台へ、夢の中、ママさんのあれが磐梯山の声で目が

覚めた



磐梯山

一句

“朝一番、あれが磐梯、霞立つ”

帰路、野口記念館の駐車場にて、磐梯山を真正面に眺めた

威風堂々と構え、秋空に聳えていた!

東北人が誇る気持ちが素直に理解できた!

7時頃、塩釜に入り、ママさんの姉の家に到着!

早速、秋刀魚の刺身に秋刀魚の叩き、初めてイタダク“のっぺい汁”、当家の漬物それに実

家の養殖海苔、心のこもった家庭料理、最高であった

ここで一句

“みちのくの、秋刀魚尽くしに、ノッペ汁”

ママさんの実家はそこから歩いて2・3分であった、実家のケヤキ造りの建築も見事であ

ったが、何より感心したのは、仏壇も立派だが神棚の様式の違いと立派さであった

 富山県では殆ど神棚は家を建てたあとから台を取り付け、その台に神棚を設定する、2軒

とも神棚が建築の構造段階から設計に組み込まれている

地域の風習との説明で神仏を敬い大切にしているのが良く分かる。

そして途中全員に了解を取られてママさんが10分だけ先祖の墓参りをしたいと言う、勿

論全員快諾、気心の知れたお店の仲間達、言葉不要の了解、心が温められた

墓地でも感心したことがある、それは墓地の区割りの広さであり、墓本体の他に灯篭や観

音像、また地蔵尊などの石仏が各墓地に当然の如く見受けられた

それがその墓地以外バスから見えた4・5ケ所の墓地も同様であった

氷見の墓地の区割りより平均1、5倍〜3倍の面積であった

今ひとつ、庭と盆栽に惹かれて覗いた家の前のお寺さんで、拾った言葉を紹介しておこう

“一隅を照らすは、これ国の寶なり”耳の痛い名言であった

そしてバスは日本三景松島へ!停車はしなかったが、湾沿いに走る窓越しに、大小島々の

景観を十分堪能した

“ああ松島”である!やはり噂にたがわぬ、天下の景観であった



                  松島
そこで一句

“息を呑む、芭蕉偲ばる、松島や”

そして慶長使節団ミュージアムで支倉常長の黒船を見学した

本か何かで知っていたが、改めて世界に目を向けた伊達政宗のスケールの大きさに感嘆する

そして仙台の町を通過、東北一と言われるしおがま神社を後に、今宵の宿、

秋保温泉の緑水亭

そこで二句

“仙台や、あぁ仙台や、みちのく路”

“フン詰まり、苦し紛れの、盗作よ”

秋保温泉の露天風呂、巨石を組み合わせた

人工の滝と照明の演出、林のライトアップ、

センスが違う!

氷見の民宿経営の方々も、もう少しセンスを

磨いて欲しいと願わずにはおれなかった

翌朝、楽しみにしていた蔵王へ

紅葉真っ盛りのスカイライン!予想もしていなかった渓谷に不動の滝の景観、その絶景に

皆、身を乗り出す、

そして蔵王頂上のオカマ(火口湖?)濃霧の吹雪で視界約5メートル、それは冷蔵庫では

なく冷凍庫!余りの寒さに頂上レストランは人ごみの山

下界は秋空の紅葉真っ盛り、頂上は視界5メーターの冷凍庫!

頂上から何も見えなかったが、恐らく最初で最後の蔵王の思い出、これもまた生涯忘れえ

ぬ思い出となろう

そして野口英男記念館と磐梯山、喜多方ラーメンの里に停車し、後はひたすら氷見へ!

まじめに一句

“松島に、湯の香の秋保、蔵王山

                  笑い揺りかご、みちのく路“

無事帰着、最後に私は団体行動の経験が殆ど無く、昔から苦手、何をしでかすか不安が一

杯の旅!的中!気を付けていたつもりであるが、やはり同室の人にご迷惑をかけ

た!!!!!!!

バスの出発前に部屋の鍵もって長トイレ、弁解の余地ゼロ、・・これは性癖、習性、是正、

殆ど困難・・・・・・申し訳ないの一言!!!!




ママさんの、実家の方々の心温まるモテナシ

素朴な東北人の人情に触れ、心が温まった

家々の庭の手入れ、木々にも何か金沢同様、風格、風情が感じられた

仙台藩主伊達政宗公の遺徳が偲ばれた

ママさんとてもとても楽しかったです、世話役の人は勿論、全員にありがとう

 最後に川上さんにもありがとう!楽しかったです


最後に一句

“アイアイの、みちのくバスは、みな童”

平成17年11月3日