墓参り

 

過去何十年間墓掃除は金沢の兄に任せてきた

兄が亡くなって5年程経った

過去5年間は金沢の娘夫婦が墓掃除をしてくれていた

申し訳ない気持ちで一杯である

今年アチャコから墓掃除を提案してくれた

深い感謝の気持ちで一杯である

2・3日前、手伝ってもらって墓掃除をした

昔別れた妻が、実家の墓参りに行く前に、我が家の墓に詣でた時があった

彼女の装いは里帰りの為に買った、ジョーゼットの最高のスーツであった

それがローソクの点火の時、布地の薄いジョーゼットに数滴溢したのである

スーツは一巻の終わりであった

今振り返って思うに、先祖が既に彼女の心根を嫌悪していたと思わざろう得ない

私にはハッキリと観える

勿論彼女が墓掃除した記憶は殆んど無い

私が行かなかったのであるから当然といえば当然である

そうそう彼女の実家の墓は高さ60cm位で50基前後の墓地で一番小さく

しかも墓の土台が傾いていた

兄弟姉妹に2人も学校の教員がいた

しかも長男は北陸電力の火力の工場長までしていた

それでも何十年間誰一人お金を出そうとしなかった

彼女の父親が生きていた頃、その家の仏壇は蜘蛛の巣がはり、神棚に塵が積もっていた

心底離婚して良かった!!!!!

ホント

神仏を崇める心、先祖を敬う心は大切である

だから彼女の生家から3人も心の病人が出た

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我が家は先祖代々信仰心が厚かった

来年からは墓掃除は確実に私がする

今日墓参りに行く

「寶」の道が開かれん事を先祖達にお願いしてこよう

平成20813