人魚「垂姫伝説」余話

 

「日本書紀」や「古事記」によれば、高天原から地上界を統治するため降臨したのは「瓊

瓊杵尊」(ニニギノミコト)である

オボロゲな神話の時代の余話によると、海の神と山の神が許した垂姫と海人から玉依姫が

生まれた

その玉依姫(タマヨリビメ)は鵜葦草葦不合命(フキアエズノミコト)と結婚して、神日

本磐余彦尊(カムヤマトワレビコノ尊)を産んだ、これがのちの日本最初の天皇、神武天

皇である

即ち神武天皇は垂姫の孫にあたる

薮田海岸に建立予定の伝説の人魚、垂姫の手に抱かれるのが、玉依姫である

この人魚垂姫伝説に因んで氷見朝日山公園に神武天皇像が富山湾を望み聳え立つ

万葉の謎とされた日本海側最大の前方後方墳「柳田布尾山古墳」は垂姫に抱かれた後の玉

依姫と鵜葦草葦不合命の墳墓である。

すなわち神武天皇の両親の墳墓なのである

万葉「人魚垂姫」伝説余話である

氷見は万葉時代を更に遡る神々伝説の地なのである

                                                             承禎伝

 

上記は人魚「垂姫伝説」余話である

垂姫伝説まではよいが、相当な覚悟がいる

いかに平成承禎と云えども歴史の蜃気楼

万葉、夢のまた夢枕

それでも観光千年の大計である

是非、HP読者のご意見をお寄せください

平成20520

   

「垂姫人魚像」実現に向けて

 

浅野総一郎の銅像建立計画も関係者のご尽力で何とかゴールが見えてきたようである

次はいよいよ垂姫のブロンズ設置を目指さなければならない

それには、まずブロンズの造形をある程度、煮詰めなければならない

私は1300年前の中国唐代の神噐「寶」をテレパシーで見透し、そして完全解明した

中国唐代は日本の大和の時代、すなわち氷見市に縁深き大伴家持、万葉の時代である

私はこの垂姫と怪人の愛の伝説「垂姫伝説」も、超念力を使って感得したのである

そして垂姫伝説に更に部落に伝承する「子宝の神奇木」伝説が建立準備会の方々により書

き加えられたのである

「子宝神奇木」伝説を掲載し垂姫のブロンズ像を考察してみよう

 

「子宝の神奇木」

仙女垂姫が人魚垂姫となって海人の妻になった喜びを山の神、垂姫神社分祀の

神明社境内に領民へのお礼として子宝と子孫繁栄を願う神奇木を誕生させ今も

生態している。

この神奇木は子供のいない夫婦、子供のほしい夫婦が祈願するとたちまち子宝に

恵まれ、子宝の願いが叶えられる神奇木として今も伝わっている。

 

<ブロンズ案>

 

●皆さんもふるって投稿ください

 

上記ブロンズ図案の考察

(一)人魚垂姫伝説は海人との愛の伝説である

      愛は結実して可愛い女の子を生んだ、その子の名前は玉依姫と云う

      美しく成長した玉依姫はニニギノ尊と結婚したと伝わる

     上記玉依姫とニニギノ尊の子が日本国最初の天皇「神武天皇」と伝わる

 

@愛の結晶は子供である

A垂姫にまつわる「神奇木」は子宝が授かる伝説である

よって授かった赤子「玉依姫」を垂姫の手に加える

 

(二)「玉依姫」を抱く理由

手に抱いたのちの玉依姫を山の神に預けに来た

      C八百万の神々に感謝を捧げるポーズである

(三)垂姫の、顔の表情の意味

     @歓喜・報恩感謝・愛・、慈母・健康を表す

 (四)ヘソ下から腰辺りの鱗

     @ 女性が腰の鱗に触れると子宝が授かるとの昔から古い言い伝えがある

    (五)頭の海草ワカメを戴く理由

@ワカメは若芽の冠で西洋では月桂樹の冠で神に仕える印

@                姫が海の女神となった証し、女神の象徴である

 

そして赤子を、慈愛をもって抱く姿は、昨今憂うべき、少子化の時代への願いが込められ

てある

そして母親が子を捨てたり、殺したり、また子供が親を殺す、考えられない事件が頻発し

ている

子は国の宝である

女性がもっとも輝かしいのは子を産むことである

垂姫伝説はそんな時代への切なる願いである

 

★なお女神は大和時代の羽衣スタイルの髪型や衣装ではなく、現代の若い男女にも違和感

の無い現代風とした

★大きさは等身大の約3分の2程度とする

★赤子を抱き、八百万の神々に報告するため海から現れた姿であるから、海を背にして陸

を向いている

さすれば、朝日に照らされたり、波の反射光で女神、垂姫人魚は一段と神々しく映るで

あろう

★陸の方に向かって玉依姫を軽く両手で持ち上げるポーズ、尾が波間から出ている姿

 

以上諸々の意見が噴出しそうであるから、作者も今は発表できない

実現に向けての第一歩である

 

平成20518