お姫様の幕末維新

 

福井・越前松平家の16代藩主春嶽の妻、勇姫は疱瘡を患い醜い顔となった

勇姫は熊本藩主細川家の姫である

二人は13歳と7歳で婚約していた

醜い顔となって、細川家から破談を申し入れたが「いったん約定の上は不具になっても遠

慮はいらぬ」と断ったと云う

そして生涯妻を愛し、勇姫も献身的に尽くしたと言う

凄い話である

面の皮一枚に拘った、私と天と地の違いである

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去年その福井、松平家の下屋敷を見てきた

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貴重な写真が載っている

そして色々解説が載る

幕末のお姫様達の雰囲気が伝わる

なかなか良い

図書館の新刊本である

平成20222