「寶」の道

 

獣は遁走した

一刻の猶予も無かった

私は廃業するか、継続するか、いずれか決断しなければならなかった

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2・3日後だったと思う

私は真夜中、座禅を組んで闇をみつめていた

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一時の後、ヤル!!!!!!!!!!!

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腹は決まった

俺は平成承禎である

!!!!!!!!!!!!!!!

必ず再建すると、決然と立ち上がった

!!!!!!!!!!!!!!!!!

それから3・4ケ月間、睡眠時間、2時間30分の世界に突入した

!!!!!!!!!!!!!!!

気の狂う程の日々であった

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心の中で進軍ラッパを吹き鳴らしていた

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一応のメドをつけるのに3年

心底再建の実感を感じるのに5年を要した

末尾写真が当時の激闘の一部である

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人は知らじ、全ては「寶」の道である

 

平成19125

苦闘の跡