新しい教科書を作る会

 

送った日付が平成13年5月1日とある

驚きである

離婚届に判を押さない妻に対し、実力行使をしたのが5月3日であるから、その二日前で

ある

別れた妻に結婚以来、家計と家業の経理、銀行、預貯金管理全てを任せていたのである

私は月末の管理アパートの送金が確実に終える日を待っていたのである

ここへは、会と役員の漫画家小林よしのり先生、高森先生、西尾先生、西部先生にお送り

したと記憶している

日本を代表するソウソウたる論客である

「新しい教科書を作る会」である。

歴史的「寶」発見をお知らせしておかなくてはならない

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

使命であった

後日談である

西尾先生の「日本の歴史」西部先生の「国民の道徳」田中英道先生の「国民の芸術」

小林よしのり先生の「戦争論@AB」は読破した

平成19128


 冠省

 始めに西尾会長はじめ、諸先生各位が身を挺し取り組んでこられました歴史教科書が検

定受理されました事、御同慶の至りであり衷心よりお祝い申し上げます。

 私は、能登半島の付け根、氷見市に住む者です。

 お届け致しました『寶』本は、門外漢が図らずも歴史の闇に踏み込み、約9年・一日平

15時間・4万時間余を費やし昨年9月に刊行した拙著です。

 この『寶』本、巻頭に載る“獅子印”(陶磁器)は日本最大の『大漢和辞典』に載る

唐代の『寶』で、後世のあらゆる歴史文献に一切考証される事無く、また今日のあらゆ

る美術関係者にも一切載ることの無かった幻の陶印で、まさに約1300年、歴史の闇に

消えていた伝説の『寶』です。

 解明の結果、この獅子印は中国文化の黄金期・陶代・唐朝の神噐で、想像を絶する漢文

化の神知“太極”を具現した神噐『寶』です。

 まさに約1300年間“歴史の闇”に消えていた漢文化の至宝、未曾有の『寶』が、世

紀末そして21世紀の夜明けに、漢文化圏の“太極の光”として降臨したのです。

 重ねて獅子印・神噐『寶』は史上始めて公開される漢文化の神秘「易」と「陰陽五行思想」

その太上に戴く“太極”を具現した驚愕の至宝です。

(韓国旗は太極旗)

 印面に篆刻された九文字『日界・月界・太上老君勅』の文言に、この漢文化の神知“太極宇宙”

が“天隠”されてありました。

 “太極”の神秘全ては『寶』本、全編を通し詳細に解説してあります。

 『寶』本は、約1300年間歴史の闇に消えた、この唐朝の神噐・太極『寶』の存在を

立証・解明し、漢文化の“歴史の空白”を埋め、これまでの数々の定説を根底から覆すも

のです

 今後、貴会が更に“歴史を正し”教科書改定を重ね“日本民族の誇り”を揺るぎないも

のとして行くに、避けて通れない『寶』の降臨です。

 身を挺し取り組んでおられる西尾会長はじめ諸先生各位に、この漢文化、未曾有の『寶』

降臨をお知らせするのは、貴会の運動に心底敬意を表する国民の一人としての、歴史的責

務と心得、はやる思いでお届け戴きました。

 この唐白磁・獅子印は中国文化の黄金期、唐代・唐朝の神噐で、あの有名な玄宗皇帝の

勅令で準備期間も含め開元〜天寶に至る30年間の歳月を費やし焼き上げられ、今日では焼成

不可能な奇跡の陶磁器です。

 年号『天寶』の瑞祥開元は、この『寶』の完成を記念した元号で、台座の獅子は、正倉

院の獅子文物、また日本全国の神社のご神体を鎮護する狛犬・獅子は言うに及ばず、今日に至る

漢文化圏に伝承する獅子文化の基であります。

 中国文化の黄金期、唐代は日本の縄文から弥生の胎動期、沈黙の時代を経た、大和民族

の輝かしい“文化の日出”明確な国家形成の時期で、歴史的に大陸から多大な影響を受けた

時代です。

 その唐代・唐朝の大宇宙観『太極』の神知を“天隠”した神噐がこの獅子印『寶』です。

 民族のゆるぎない、普遍の歴史教科書作成には避けては通れない驚異の『寶』です。

 今後の歴史教科書作りに、是非この『寶』を諸先生各位に御念頭に戴きたくお届け致し

ました。

 この獅子印・太極『寶』の歴史における見解と位置付け、また他の歴史教科書の機先を

制し、取り上げるか否かは、更なる歴史教科書の検定と全国的採用の成否を左右する、歴

史的命題に浮上するのは必定と考えております。

 私の思想的地下水脈は『寶』本★第8章8項『日本の寶』に要約してあります。

 この太極『寶』の神知一切を、太古より満々と湛える民族の地下湖・地下水脈に蒸留・

精製し注いだ、大和の古人に思いを馳せる時、改めて民族の誇りを禁じ得ません。

  さて同封の全国各大学から600余名の諸先生が参集する漢文化研究における日本最

大学会『日本道教学会』への送付記録の内容証明書、また学界大御所、窪氏との確執の書

状をご検分願います。

 また中国美術工芸品の収蔵で世界的にも有名な京都有鄰館・藤井善三郎館長の玉書、日

本の知性を代表される・元NHK経営委員会委員・全国放送番組向上委員会委員長草柳大蔵

先生の玉稿、他私を御支持戴く数少ない“真人の方々”のお手紙、その他関係期間との拝

復の書状も、ご検分願います。

 歴史に位置する『寶』の重大性に鑑み、私のこれまでの全ての経緯・経過を白日のもと

に晒し、『寶』の真偽、私の立っている歴史的位置をご覧察願います。

 この獅子印・太極『寶』は★中国唐代史★道教史★印章史★中国皇帝文化★中国民俗学

等々を根底から覆し、更に★文字文化★中国思想上にも新思考が迫られ、近い将来“歴史

の教科書“に登場させなくてはならない漢文化、未曾有の『寶』です。

 そのような意味で、真理の探求に身を置く『日本道教学会』の沈黙・黙殺は残念などを

遥かに超過し、只只言葉もありません。

 『寶』本刊行のメドが立った昨年春以降、故小淵総理以下各界各位・博物館・学者先生

に『寶』本、及び同封『訴状』をお届けし、その総勢は130余名です。また10年に及

ぶ送付総数400通を確実に越え、この様な手紙はフロッピー4本半、『寶』本2冊分近く

に達しました。

 果てしない果てしない道を一人行軍して参りました。

 素人の門外漢が、壮大な“歴史の闇”に図らずも踏み込み、いまでは現代の革命児『戦

争論』『台湾論』の小林よしのりどのと同様!?完全に傲慢“化しております・・・・。

 既に私の戦いは『寶』の学術論争を超越し、混迷する日本の病根を包括切除する

“乾坤一擲”の戦いに発展致しました。

 その意味で、同封の書状の中に★『平成承禎の傲慢』と題した私の“傲慢宣言書”を同

封いたします。

 私のペンネームは、印面に印された『太極』“奇跡の文言”を考案した中国道教・芽山派

12代宗師・司馬承禎に因むものです。

 (寶本第6章・187〜196頁に登場)

 既に3年前、西尾会長の『国民の歴史』384頁に掲載される「日本の蛇信仰」著者、

吉野裕子博士(学習院女子非常勤講師)著作『易・五行と日本の天皇』(人文書院)第9章

で、この神噐『寶』を取り上げて戴き、光栄にも「あとがき」で私の実名を揚げて戴きま

した。

 御承知の通り、吉野博士は日本民俗学の草分け、柳田国男先生が遂に“観る”事の出来

なかった日本の神事に潜む易・陰陽五行思想を“喝破”なされ、他の先生方の追随を許さ

ぬまさに日本民俗学の“新天地”を開かれた学界第1人者のお一人です。

 その他『寶』本★第8章5項に載る日中を代表する諸先生から身の余るお言葉を賜って

おります。

 恐慌と混迷・混沌する現下の世相を大観し、その根本原因は常々、日本国憲法と教育に

問題ありと考えて来ました。

 この10年・浦島太郎に近い私ですが、愛する日本を憂い、身命を挺し、戦っておられ

る、『新しい歴史教科書を作る会』の西尾会長始め『国民の道徳』西部先生各位に深い共感

の意を表する者です。

 お忙しいとは存じますが、同封書状その他お目通し戴き、私の意のある所をお汲み取り

戴き近い将来、『寶』が貴会の歴史教科書運動に、微力ながらお役に立てればとお届け致しました。

 尚、同封書状、北京歴史博物館の鑑定結果はご覧の通りです。

 写真鑑定のみで鑑定結果です。当方として無論承服できません。

 文化大革命時、道教は破壊の標的となり、中国は今もその後遺症を引きずっている様で

す。

大陸の中国政府へは、一応筋は通し陳健駐日大使に同封『訴状』に認めた『寶』返還の白

紙撤回を通知致しました。

 今後は台湾故宮・民放各社へと駒を進める所存ですが、諸々ご指導を賜れば有難いです。

 素人の拙著ですが、『寶』本納め願います。

 以上、遥か北陸の片田舎で、西尾会長はじめ会員各位の更なるご活躍と御健康を心よりお祈り

致しております。

                                      不乙

                             皇紀2661年5月1日