過ぎ行く読書の秋

 

私が氷見市で一番気に入っているのが、氷見市の図書館である

何より私の事務所から歩いて1分である

昔「寶」本を書いているとき、図書館の二階の、一番奥の特別室が2・3年私の書斎であ

った

それは当時「寶」解明に欠かせない大漢和辞典を購入していなかったからである

別れた妻がお金を絞り、当時大漢和辞典を買うお金が工面出来なかったのである

図書館の2階の奥、大漢和辞典のある窓辺から湊川を挟んで直線約70メートルである

当時、事務所に誰も居ないとき、慌てて事務所に駆け戻った事が何度もあった

私の子供の頃、生家の真後ろも旧の図書館であった

よく考えると私は本と図書館に恵まれていたと思わずにはおれない

勉強が嫌いで、書物とは無縁かと思われた自分がこの年になって、結構縁があったのだと

思わずにはおれない

不思議である

記憶は薄れたが中学の頃、行商から帰って来た父親が寝そべりながら本を開いていたのを

覚えている

祖父は居間の片側天井辺りに板を打ち付け、そこに分厚い本を並べていて結構読んでいた

小さい子供の頃、コタツで読んでいる祖父のヒザに座って、何も分からない本を目の前で

眺めていたのを記憶している

母親は全く無学であり書物は無縁であったが、信仰する生長の家の本は声を出して読んで

いた

亡くなった金沢の兄の家にも、おもに骨董の本であるが結構あった

この3年、離婚やら稼業の再建で失った時間を取り戻さんと、昔ほどでも無いがガツガツ

と読んできた

それはこのホームページのためでもある

今年の冬場は好きな宮城谷先生、司馬先生の歴史本をゆっくり読んで見たいと思う

自分は本を読んでいてもつくづく貧乏性と納得する

他の人のように楽しむ読書をしていない

喰う為の読書である

それも仕方がないか・・・・・!!!!!!

読書の秋も終わり、最早11月も後5日

・・・・・・・・・・

年賀状の準備に入っている

もう忘年会のシーズンである

早いものである

店のクリスマス飾りも終えている

ジングルベルの音が聞こえて来そうである

雪ももうすぐであろう

暖冬であれば良いが

誰かが言っていた

今年は鳥の巣作りが低いと言っていた

手元のブッシュ大統領の本、約270頁!!!ジックリ読もう

平成181126