入院

 

「寶」の第4版の刊行日が平成12年9月15日である

これは、「寶」の吉数日に合わせたのである

その記念すべき日を私は鮮明に覚えている

なぜなら私は、その当日戸出市ノ瀬和田内科の二階のベットで朝を迎えていた

晴れわたった、清清しい朝を今も鮮明に覚えている

それ以前の約15年、仕事は不動産そして「寶」解明であった

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そして「寶」の期間の平均睡眠は3時間40分台であった

祖父も父親も糖尿病であった

土木で10年造り上げた59キロの頑健な体が49`まで減っていた

鰹節を削るように一年に1`づつ削った感であった

入院中も、日本中の学者との戦いに備えワープロを叩いていた

もはや戦うマシーンであった

その頃からみれば、現在は楽チンである

平成191116