わが半生の記

      越中人の系譜


北日本新聞社発行でこれが第3巻らしい

富山県で活躍する色々な分野の、10人の方の半生が語られてある

実業界、俳人、調理師、スポーツ、芸術、エッセイスト、その他である

やはり私の興味は実業家で立山科学の水口昭一郎社長であった

38の豪雪の時、交通が遮断し、松下大阪工場に抵抗器の納入出来ない事態に、

高山線に数十人の社員が段ボールを抱え乗り込み、難局を乗り切った話など、

胸が思わず熱くなった

お客様に迷惑はかけられなすい

小さい小さい商売だが、私もどれだけそんなことがあったか分からない

だから、思わず胸が熱くなるのである

他の9人の方々は、県内にこんな人がおいでるのかとパラパラと眺めた

みなみな幾山川である

平成19111