獅子の方位

 

この獅子の体と顔の向きの違いも、私には悩ましかった

この後の項でも述べると思うが、普通の人なら日本のお宮の狛犬と獅子の一対を思い描く

筈である

私が韻文より先に獅子の造詣から調査に入ったら、相当混乱をきたしたであろう

運良く、韻文から先に解明に入った

韻文は驚異、奇跡、いや絶対「一」の太極であった

唯一絶対の神であった

一対は皆無の結論であった

ならば、この獅子の体と顔の向きは何故か??????

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悩みながら、疑問を先送りしていた

そんな頃、図書館のM氏との何気ない会話の中に「君子南面、臣下は北面」の言葉が飛び

出た

私の脳裏に稲妻が走った

疑問が一挙に解けた

獅子の体は洛陽政務の玄宗皇帝守護、獅子イコール玄宗、顔は南面である

!!!!!!!!!!!!!!!!!!

平成191115