七色の夢

 

恐らく世の中に何人観たかと云う夢であろう

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正月元旦の夢

私にとって正に正夢であった

第3版の「寶」本が仕上がったのが平成11年9月5日とある。

第3版は最終4版と同等で殆んど仕上がりに近い製本であった

第4版の刊行が12年9月15日である

であるから多分12年の正月元旦であろう

数年間、睡眠は4時間を確実に切る世界にいた

夢など見る体ではない

当時は仮死状態の睡眠であろう

睡眠しているという感覚すらない日々である

そんな元旦の明け方、何時か?記憶が無い

兎に角、七色の総天然色、その七色の全てが、金色なのである

紫に金色、赤に金色、青に金色、黄に金色、兎に角、言葉で表現しようのない七色なので

ある

そして象形文字のような色んな形をした黄金が、雪のように、真っ暗な夜空から降り注ぐ

のである

子供の頃、平仮名の文字のビスケットがあった

それが漢字か象形文字かアラビア文字か分からないようなビスケット状の黄金が、真っ暗

な夜空から、雪か花びらのように降り注ぐのである

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バラバラと文字の花雪が降り注ぐのである!!!!!!!!!!!!

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そしてその真っ暗な夜空に姿、形は無いが、誰か仙人のような尊いお方がニッコリ微笑ん

でいるのである

夢の中で、思わずこれは夢と自覚した

それでも自然に両手を合わせた

そして覚めないでくれと祈った

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両手を合わせながら降り注ぐ、夜空を眺めていた

仙人は静かに微笑んでいた

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生まれて初めての言葉で表現できない夢であった

平成19119