平成最後の、ゴンゴン祭り

 

平成最後のゴンゴン祭りが来た

しかも承禎の何十年間の記憶で初めての、最高のゴンゴン祭りであった

ゴンゴン祭りは、古より農家の「雨乞い」の祭りである

であるから、祭日である4月17・18日の両日、氷見市民の70%以上の人は雨が降ると

毎年、覚悟して来た

両日とも降らなくても、17・18日どちらか降るのは、過去95%であったろう

その為、湊川沿いの桜並木は、どちらかの雨で70%は桜の花びらが散るのであった

それが、今年は暖冬でもっと早く咲いて、到底17日まては、持たないだろうと思っていた

ところが、今月10日頃、二三日気温が下がり、予想もしなかった雪が降った。

その為、桜の開花が引き伸ばされて、今日17日、雨も降らずに満開なのである

承禎の事務所玄関からストレートに見える桜が満開に咲き誇っている

承禎の記憶にある過去50年間で1回あったのか、記憶にない程である

まさに記念すべき平成最後のゴンゴン祭りに、華を添える満開の桜である

現在16時、祭りの見物客が、例年よりも早く来ている

17日露天商の人が高山の地酒を持って挨拶に来た

ゴンゴン祭りの前は、高山祭なのである

さらに露店のやくざの親分があいさつに来た。

その親分の奥さんから、一足先に埼玉県の川越から菓子箱が届いていた

承禎は絶対にそんなことしなくても、良いと強く云っても、ここ数年送ってくるのである

実は、露天の人に、昔から水とトイレを毎年使っていただいているのである

勿論無料である

露店の人たちが毎年きてくれて、この雨乞いの大祭が行われるのである

露店の人たちが遥々来てくれて、氷見中の人の待ちに待ったお祭りが成り立つのである

そして三陽地所の目の前に氷見中の沢山の人たちが押し寄せ、三陽地所の宣伝にもなるの

である

その為、承禎は昔この湊川ハイツを建てた時、井戸を掘ったのである

金魚すくいの露天商には水は欠かせない、

昨年、井戸のポンプが故障して約十万円で取り替えたのも露天商と除雪の為である

前夜祭の17日6時、既に祭りの見物客はゾクゾクであった

小学生から中学生、親子連れの子供続々であった

平生見たことも無い小中高の子供たちが大挙きていた

少子化など、どこ吹く風、氷見中の子供たちが、集まってきた

どの顔も笑顔いっぱいである

露店商の店主に顔にも活気と笑顔があった

儲けて来年又来て欲しいと願った

恐らく過去十数年間で、祭りの露天商のGNPは最高であろう

間違いない

18時、さんきゅう・千福へ行こう、

美味しいお酒が飲める

平成31417