「宇宙史の中の人間」

           海部宜男

 

著者は東京大学教養学部基礎科学科卒業で、宇宙電波観測所で45メートルの電波望遠鏡

の建設や、「すばる」望遠鏡の計画統括責任者を勤め、初観測を成功させたとある。

宇宙を知るための広範な基礎的な事が、書かれてある

宇宙についての知的好奇心は、何よりも好きで、宇宙とその関係本は昔から相当読んだ

その中で、感動的であったのはNASAの研究員であった桜井邦夫さんの「宇宙には意志

がある」の著書である

この本は素晴らしかった。

もし今度生まれたら、宇宙観測の仕事をしたいと願っている。

毎日天体望遠鏡で地球外生命を探すのも楽しいだろう

何兆個もの星々からなる宇宙の中に地球だけしか生命がいないというのは、不自然である

確率から言うならゴキブリが一匹いたら十匹が隠れている筈である

もしいないとなったら、それこそ、宇宙創造は神の御手と云わざろうえない

お隣の羽咋市に宇宙博物館がある

そこに桜井先生が来ているパネルがあった。

宇宙船もある。

承禎は何に対しても好奇心の塊である

氷見市で何人羽咋のこの博物館に見学に行っているか???

恐らく100人行っているかの世界だろう。

題名は忘れたがイギリスのホーキング博士のビックバーンの著書も読んだ。

今年ホーキング博士が亡くなった

そうそう桜井さんの宇宙の著書と記憶しているが、数式などで宇宙論を語る人は二流の学

者とあった。

「寶」を研究して、大学の教授や中国研究の学会員は殆んど二流の学者であった。

この程度かと驚くばかりであった

ホント

それでも未だアインシュタインの相対性原理をよく理解していない

ビックバーン説は、宇宙は質量無限大のボール状の火の玉がインフレーション爆発により

現在の宇宙が出来たという説である

そして、宇宙は現在も膨張を続けていると云う

その宇宙の中に、ブラックホールが幾つもあるという

ブラックホールに落ち込むと、巨大な惑星も飲み込み時間をも、飲み込んでしまうという。

飲み込んだいくつもの巨大惑星はどうなるのか

マァ、考えても仕方のない事である

いつも不思議なのは、それではビックバーン以前は、時間は無かったのかという問題であ

る。

動植物に時間の認識は無いだろう

人間だけが時間を認識している。

それはさておき、ビックバーンは質量無限大の物体である

その存在理由と原因、これも理解に苦しむ問題である

更に、膨張する宇宙の外は、何なのかである。

死の向こう側と同じようなものなのか

タイムマシーンは観念の世界では理解出来る

死んだら、幽体離脱して一気にタイムマシーン化して宇宙の果てまで飛んでいける気がす

死の向こう側にそんな異次元があれば、死に対してむしろワクワクする。

なんでも、良い方向で考えれば一日一日が楽しい。

であるから、生きている間に宇宙の知識を沢山仕入れておきたい。

自分にとって宇宙と云う存在自体が摩訶不思議で。大きな好奇心を掻き立てる

宇宙の謎が科学的に理解されればされる程、その果てしなさに驚愕し、神の存在が迫って

くる。

膨張宇宙の外側その圏外は神の世界なのか

ホーキングは確か神の存在を問われた時、宇宙の不可思議な法則が神と話していた筈であ

パスカルの人間は考える葦、正に自問自答である。

摩訶不可思議である

マァ現実の世界も良く、分からない

それでも仕事に追われ、喰うためのみに生きているのも実に悲しい事である

並みの知識勉強ではつまらない。

生きている間に、解明不能と思われる謎に挑む人生程面白いものは無い

「寶」も宇宙に匹敵する程、超大な謎であった。

35年費やし、全貌を解明した。

200%間違いは無い

最高に面白かった

中国史研究に関わる4550名が参集する「道教学会」「東方学会」「日中学会」「日中関連

学会」そして一流大学の名誉教授数十人、只の一人として「寶」に関して分からなかった

し、触れた著書も一冊も無かった。

東大クラスの並みの秀才では解明不可能であった。

日本で指折る阿呆しか無理である

それだけに、超・超面白かった。

太極「寶」の「太」は無限大「極」は極小これが表裏一体の塊で宇宙そのものであった。

まさに先祖と両親、そして人の出会いに感謝である。

今日はこれまで

平成30417