★★★

湯川秀樹・歌文集

 

図書館の新刊本で有る

東洋陶磁学会の講演会の行き帰りの新幹線の中で読んだ

物理学者湯川秀樹博士が歌を詠んでいたとは知らなかった

博士が老子などの中国の書籍に親しんでいた事は、昔何かの本で知っていた。

中性子理論の根柢に老子の思想が働いたと記されてあった

パラパラ舐めると、正岡子規の歌よりズート良い

自分の歌も嫌になって来た

マイッタ

仕方が無い、

湯川秀樹が養子とは知らなかった

物理学から、老荘思想そして短歌まで幅広い教養が世紀の発見に繋がったと納

得した

物理だけでは多面的発想は無理であろう

研究の合間の息抜きであろう

承禎の歌は、俳苦・単歌で人に詠んでもらうシロものでは無い

マア、ボケ防止・頭のトレーニングである

8850mのエベレストの標高数まで駄作を積み重ねる

恥の最高峰を目指す

それ以上になったら、芭蕉や人麻呂並みの歌だけを詠むことにした

後世に残る歌を詠む為、一カ月に3首ほどしか詠まない

HP読者に悪いが、それまで駄作で我慢してもらうしか仕方が無い

レベルの高い人は多面的で一筋縄にはゆかない

承禎はこれからボチボチ書の練習を始めるかと思っている

また恥の上塗り、冥府魔堂の世界に入るか

マア、人生死ぬまで挑戦である

湯川博士からいいヒントを戴いた

平成281128