岩手博物館

 

中国古印の収蔵で名高い事を何かで知った

当時はパソコンもなければインターネットも無かった

どうして知ったのか分からない

何かで情報を得たのであろう

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思い出した

多分全国の美術館、博物館の紹介本の筈である

中国大陸で銀行の頭取であった太田耕太郎氏(故人)が蒐集した寄贈の品との事

私は収蔵の中国古印の中に陶印はないか即電話を入れた

対応に学芸員の大矢氏が応対に出た

木印・竹印・石印・古銅・象牙・玉印その他色々あるが陶印だけは無いとの返事であった

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中国全土の骨董品屋を回った禅野氏からも陶印は殆んど無い貴重な品との情報は既に得て

いた

これで日本国内はおろか中国でも陶印は希少なものである事がほぼ確定できた

当時私は日本中電話攻勢であった

その後1・2度大矢氏に電話を入れた記憶がある

完成した「寶」本もお送りした

私に取って記憶に深い博物館なのである

学芸員の大矢氏も私の「寶」本にほぼ理解を戴いた

一度訪れて見たい博物館である

平成191018