本四架橋「しまなみ海道」

 

本四架橋の瀬戸大橋と大鳴戸橋の二本は既に渡っている

尾道と今治を結ぶしまなみ海道は初めてである

因の島・大三島・その他の島に架かる架橋からの眺め、行く前から期待が一杯であったが、

期待通り、いやそれ以上であった

空は快晴、素晴らしかった

承禎の苦悩の人生と「寶」解明を祝福してくれているような快晴であった。

倉敷から道後までなら、距離は150キロ位?!島々の要所を見て回っても充分な時間が有る筈

と、合点し快調に走る

最初の向島では国立公園高見山に登る

案内のパンフレットに国立公園とあるからには絶対に眺望が良いだろうと、細い山道を縫

うように走らせた

思った通り、展望所からの周囲380度、瀬戸内海は素晴らしい眺望であった

山頂まで来ている観光客は一組、あとから一人だけである

道も狭く、山頂の駐車場も狭い、

観光バスは無理な絶景ポイントで有った

おそらく普通の人はパスする観光ポイントである

しかし承禎の勘が働いた

承禎は好奇心一杯の人間である。

次の因の島では村上水軍城

階段と坂道に添乗員の山下嬢は承禎の後方

そして大三島の四国一番と聞く大山神社

さらに瀬戸内一の絶景ポイント亀老山展望公園

これは素晴らしかった

まさに瀬戸内海国立公園であった

目に焼き付けようと何度も四方を見渡した

頑張って来た甲斐があった

振り返って本州と四国をつなげる3本の本四架橋に日本の土木工学の素晴らしさを改めて

驚嘆した

世界に誇る土木技術で有る

このような素晴らしい景観を見れるのも、その技術力のお陰で有る

感謝、感謝しか無い

そんな感謝の念を抱きながら、一路日本を代表する道後温泉に向かった

平成27524