美観地区「大原美術館」

二日目の朝の目覚めは早かった

昨日ゆけなかった大原美術館は、今日の行程を考えると、どうしようか迷ったがやはり

あとから悔いを残すかもしれないと、美術館のある美観地区に車を走らせた

そして地区内にある倉紡の記念館の中の中国美術館近代陶芸家の作品館オルゴール館

を見て、9時開館の大原美術館に入る

大原美術館ではゴッホゴーギャンなどの有名な洋画家の中に、ピカソその他の印象派キュ

ウビズムの抽象画が展示されてあった

訪れた年配のお客が、この絵は何を訴えているのか!サッパリ分からないと係員に云ってい

その通り、異次元、異世界である

承禎より年配の夫婦であったが、失礼だが分からないのは苦悩も脳構造も感性も人生経験

もまだ足りないからである

それが常識人、普通の世界である

承禎の脳味噌はサイケデリック、万華鏡である

普通の人には分からないだろうが、最近の承禎には多少ではあるが印象派の作家の心の内

面宇宙が分かるような気がする

展示の「黄色の世界」とか「垂直と水平」の絵画の前で足を止めて数秒瞑目

頭に浮かんだのは○ドとユ○コである

そして自分にもっと必要なデフォルメされた宇宙

全く無関係なようであるが、作者の脳内宇宙と細い糸で繋がったような気がした

二つの抽象画の前で、自分の内面も変質と深化を遂げて来たと、内心、自画自賛であった

いずれにしても何でも数多く見て脳の刺激、唐がらし,胡椒、山椒などを摂取である

今回は知的観光と景観観光盛りだくさんで有る

承禎は欲張りで有る

諸々考えながら、いざ本四架橋のしまなみ海道に車を走らせた

平成27524