沖縄その四


   
 

 

三日目は飛行機で次の島、宮古島に飛んだ

そしてレンタカーで宮古島の名所を快走

南国の空と海はどこまでも、薄い空色と、青いコバルトブルーであった

島と島を結ぶ1500メートル級の橋が海に架かり、南国の風が心地よかった

温度は熱いまで行かないが、着るものは長袖から半袖、半ズボンに変わった

二度とない人生

そして人生の最終章に向かう

貪欲に旅する

腰痛も忘れ、軽快そのものであった

ホテルの夜の食事は、いつもキャンセルである

旅先はその地元の居酒屋か郷土料理店に限る

土地の雰囲気を口と肌で味わうのである、

そうそう、宮古島のホテルの横にドイツの古城があった

昔、ドイツの船が遭難して宮古島の人達が救助した縁で、友好シンボルとしてドイツの古

城が建ったとの事であった

本物のドイツ家具や中世の甲冑、そして女性の衣装などが展示され、なかなか興味深かか

った

沖縄本島の嘉手納基地でアメリカ村、宮古島でドイツ観光である

幸運であった

これでアメリカとドイツ旅行はパスである

承禎は何処までも貪欲なのである

そうそう、そこでサンゴ礁を覗く、水上船に乗り込んだ

サンゴ礁で泳ぐ、色とりどりの魚と海亀を見た

一時間ほど湾内近くのサンゴ礁を堪能した

空は青空、南国の旅は快調である

平成27422