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大伴家持の生涯  上下

          山下やすふみ

 

漫画で大伴家持の生涯を描いた本である

漫画であるが、中味は歴史考証を十分踏まえ、漫画であるからこそ我々の様な浅学な者に

も理解できる良書である

承禎の師でもあった黒川総三先生の生涯の研究テーマ―は万葉集であった

万葉集を研究し更に推し進めると中国研究に辿りつくらしい

黒川先生の研究の深さは今もって測りかねる

東大の先生など、問題にもしない程、凄かった

勿論中国語はペラペラであった

驚き以外の何ものでも無かった

自分など黒川先生の半分にも満たない!!!

その黒川先生との出会いが「寶」の解読につながった

深く、深く感謝の念を捧げたい

生涯学習の道を教えて戴いた

それはさておき、氷見の人間ならこの本を是非読んで欲しいものである

平成26415