『生前葬』一

 

一昨年から自分自身の生前葬を執り行う事を決めていた

何故なら、私に娘が1人だけである

しかも東京に嫁いで今は海外である

万一の場合に、全くあてに出来ない

面倒も掛けたくない

自分の始末は自分でして逝く

後の事は先に済ませておく

それに、「寶」の事で中国から命も狙われるかもしれない

生前葬の実質一カ月前から準備していた

葬儀は5月頃に住職さんと相談し11月2日と決めおいた

葬儀前に、靖国神社に参拝したかった。

諸々の思いで、生前葬をおこなう

改訂「寶」本の完成も葬儀に間に合わせるため、急いだ

何とか間に合った

人生の最終章である

そして新たな旅立ちである

高木健三をあの世に旅立たせる

喪主は私、平成承禎である

参列者への引き出物の用意

参列者への挨拶状

連絡その他、この一カ月兎に角忙しかった

平成25118