東北旅行・第一日目

 

 

今月頭、読売の東北旅行に出かけた

東北は近年三度、旅した

一度は顔見知りの仲間の旅行に参加さ

せて戴いた

その時はマイクロバスをチャーターして

の仲間との旅であったので、緊張や苦痛

は無かっ

二度目はマイカーで旅行

 

三度目は東北震災の為、飛行機、電車を乗り継いで云った

こんどは新聞のチラシに青森「ねぶた祭り」秋田「竿灯(かんとう)祭り」世界遺産「平

泉・中尊寺の金色堂」国立公園「十和田湖周遊」渓流「奥入瀬」の東北の重点人気スポッ

ト旅行である

迷わず行きたいと事務員に命じ申し込んだ

 

しかし団体旅行が苦痛な承禎である

それでも最後の東北旅行と決心した

事務員が躊躇しているのが、良く分かった

しかし云い出したら聞かない承禎である

チラシの行程を見ると、無茶苦茶バス時間

が長い

初日だけで、一回目のマイカーで行った時

より、三割は距離が長い!!!

ンーーーーーーーーーーーーーー!!!!

連れの友達夫婦が、初めから終わりまで、

承禎の事でハラハラ・ドキドキであった!!!

ホント

最初の初日、目的地、秋田「竿灯祭り」まで、新潟を更に更に北上し秋田へ直行である

そして二時間ほど「竿灯祭り」を見てから、その夜岩手県の盛岡まで飛ばしビジネスホテ

ルで一泊である

初日から呆れる程の距離である

地図を広げて見れば分かるが、直線にすれば日本の本州の三分の一程かと思うほどの距離

である

一日三箱のヘビー・スモーカーである

それに、旅行と酒はつきものの承禎!!!

加えて神経質で極端にトイレの近い承禎である

果たして、その行程に耐ええるか、全く自信が無い

以前、日がえりであったが山中湖へのバス旅行で添乗員に二三回注意を受けた苦い経験を

従業員は知っている

承禎よりも引率の彼女の方が心配している!!!

間違いなく!!!浮かぬ顔の表情で分かる

それでも、自分のこれからの人生を勘案すると恐らく東北はこれが最後であろ

う・・・・・・・・・!!!

すっかり東北のファンになった

心は決まった!!!

後は北海道と九州・四国・伊豆地方・中国地方が残されている

それだけで、二・三年はかかる

東北は終わりである

承禎が旅行する場合、引率者が絶対必要条件である

第一回目の東北へ行った時、ホテルの部屋のキーの当番を忘れて、仲間が部屋に入れず、

同室の皆んなからブーイングの嵐であった

我ながら自己中でいい加減、無責任で何が起きるか分からない自分に自信が持てない

案の定、旅行中のトイレ休憩はバスが停車する前に最前列に詰、一番最初にバスに降り、喫煙

場所まで急ぎ足、そしてタバコを二三本吸う

そしてトイレに駆け込む

そしてバスに乗る前に又一服

旅行を通じて、見知らぬ乗客に、アンカー(最後)と有り難くない蔑称(べっしょう)を

戴いた

添乗員も承禎が乗って「ハイ出発」!!!!!

添乗員も観光客で賑わう中尊寺では、私をマークしているのが痛いほど分かった

二泊三日

まずは初日である。


 

平成25813