ことわざ「言葉」

 

★@太初(はじめ)に言(ことば)あり、言葉は神と偕(ともに)にあり、言葉は神なり

                                                         新約聖書

★A言葉多ければ、口の過ち多く、人に憎まれ、災い起きる、慎みて多くを云わず

                                貝原益軒

★B激しい言葉は理由の薄弱さを物語る                ユーゴ

 

AとBの格言で改めて恥じ入るばかりである

言葉は脳の中にある自分の考えを、言語(音声)に変換して伝達する

脳の中により多くの言葉(言語)が無ければ、意思の伝達が上手くゆかない

余りに多くの言語を駆使して喋れば自分の意思や真意が伝わるかと云えばそうでもない

逆効果の場合もある

話す相手、時と場所、その時の聞き手の人数にもよる

好きな人(恋人)には、言葉が少ないほど、心が伝わる場合もある

その点、政治家やマスコミの司会者などに、感心させられる事が多い

きっと頭の構造が違うのであろう

承禎は未だ未熟者である

人間一生勉強である

そうそうこの事典には載っていなかったが「雄弁は銀、沈黙は金」の諺を思い出した

承禎は脳の中の語彙を音声に換え、そしてそれを文章に変換することを、修練している

これまた、言葉がまだまだ足りない

★承禎は「言葉も文章も難(むつか)し、言語の道は果てしなし」である

平成2567