「寶」裏話そのA

 

著書となると話が硬くなる

まして門外漢とはいえ漢文化の歴史証明の学術書である

一般の人向けとは言え、くだいて書くのにも限度がある

分かりやすく書き改めた「寶」本ですら、氷見市で何人理解して戴けるかはなはだ疑問で

ある

大卒で中国の歴史をある程度知っている人なら、分かるように書いた筈である

私の初版本「寶」をお送りし、『陰陽五行と日本の天皇』(人文書院)著書の中で「寶」を取

り上げ「あとがき」に私の実名を掲げていただいた吉野博士の本の読者が全国で2500人と

うかがった

私の拙著は吉野博士の内容プラス道教史、唐代史、篆刻、陶磁器部門が加わる

初版本を差し上げた高岡高校の歴史の先生をしておられたN氏が、辞典を横にして読まな

ければと漏らした「寶」本である

N氏は理解するのに2ケ月程かかったとの事であった

NHKのもと経営委員会の座長で、NHKの顔であり日本の知性と謳われた故草柳大蔵様は

往復2週間で身に余る返書がとどいた!

世の中に藤井館長同様凄い人がいると今更ながら驚かされる

このHPを見ている人、せめて私の改定「寶」本を読んで欲しいです

いずれにしても、今度は順序に関係無く、過去約15年を振り返って裏話を語りたいと

思います

平成19713