★★★

ホーキング宇宙と人間を語る

 

むつかしい本であるが面白い

宇宙に関する本は、私の一番好きなジャンルである

この本を読んでいる間に、ヒッグス粒子の発見が大きく報じられていた

何でも宇宙に質量を与えた粒子であるらしい

未確認で17番目の粒子、マスコミは神の粒子と名付けている

99、99999999%の確率らしい

なんでも宇宙誕生の同じ状況を再現するため素粒子を加速器で激突させ、飛び散る原子を

観測するらしい

発見されたとして、それが人間に何をもたらすのか、?我々普通の人間には分からない

いずれにしても、凄い事らしい

まだ宇宙には暗黒空間に膨大な未知の粒子があるらしい

人類は何処へゆくのか

地球が核戦争や巨大な隕石の飛来が予測され滅亡が確定視された時、他の惑星に移住する

のか?SFの世界である

マア今のところ、その頃私はこの世にいないだろう

ニュートン・アインシュタイン・ホーキング彼等はどんな宇宙を想像していたのか

興味は尽きない

人間の知的好奇心は、止まるところを知らない

もはや神の領域まで踏み込んでいるように見える

そうそう何となく死後の世界は別宇宙、霊魂はその別宇宙へタイムスリップするひとつの

マシーンと思っている

承禎は、そうあって欲しいと期待しているのである

事実、我々は頭の中で、京都旅行をしたいと願った場合、頭の中で瞬時に京都に

タイムスリップする事が出来る

アメリカも、ブラジルも瞬時にいける

殆ど光の速さで移動できる

また、歴史を遡れば江戸時代も、ジュラ紀などの太古の昔にも瞬時に移動できる

それには場所や時代の知的在庫が多ければ多い程、より確実に移動できる

承禎のかなりな読書は、その為に読んでいる側面がある

しかも、活字の本だけでなく、なるべくイラスト、写真入りの本を開く

勿論映画もそうである

そうそう関連して、神の粒子といわれるヒッグス粒子の発見でフット思いついた事を

書きとめておこう

各々の人間の思考(精神・頭脳)の容量と密度には差がある

たとえばホーキングやアインシュタインと承禎と比べたら気の遠くなるほどの差がある

思考の容量と密度が決定的に違う

しかも読書や経験による知的摂取の相乗効果に容量は増量する

鉱物のような無機質な物質は増量増殖しない

増量するのは、脳の中で複合的化学反応し醸成されるからである

容量・密度=質量と置き換えても良い

質量=重量である

人間の思考にもヒッグス粒子が装着し質量があるのではないか

しかし思考の原子はヒッグス粒子と同じで計測不能宇宙で数値による表示は極めて困難で

ある

思考=頭脳(精神・霊魂)と置き換えても差し支えない

さすれば霊魂はタイムマシーンと同じ機能を装備している

そんな下らない事を考えている

そんな下らない発想が結構楽しいのである

NSAの研究員であった櫻井先生が数式で宇宙を語る人は二流と云っていた

その一文で、承禎は宇宙に対する興味が一気に開花した

中国の若手物理学者トンホアン氏が現代物理学が「老子」の無の思想に限りなく暗合する

と著書に述べている

「寶」本でその領域に踏み入れた

現代物理学と極めて暗合する老子の思想は司馬承禎に受け継がれ承禎の「寶」の

主要テーマとなったのである

そうそう中性子を発見した湯川秀樹博士は発見の根底に老子の思想があったと云う

マアこれ以上書いたら、恥の何十乗になる!!!!いやこの不況である

飯が食えなくなる!!!であるから、早く朝飯の準備にかかろう

平成24712