南方熊楠

 

図書館の新刊本である

熊楠の名前と少しの略歴は知っていた

植物学者で昭和天皇のご進講役であった

氷見の図書館に南方の分厚い書物が10卷以上並べてある

その分厚さに腰が引けた!!!!

熊楠は8ヶ国語も話せたらしい

まさに日本の超人であったとか

熊楠が書いた80頁もの自身の履歴書に驚かされる

海外留学もしている

さらに孫文とも交友があったとか

それに民俗学の柳田國男とも交流があったと云う

「氷見春秋」によればその柳田先生が氷見に来ている

角川春樹との子弟関係の縁で氷見市にきている

その柳田先生の民俗学研究を「寶」と関係が深い吉野裕子博士が空理空論と切り捨ててお

られた

民俗学の奥に潜む研究がまだ浅いとの指摘である

承禎も「寶」解明の過程で柳田先生の著書をザ・ザーと舐めた

得るものが無かった

承禎も同感であった

その吉野博士の著書『易・五行と日本の天皇』の「後書き」に承禎の実名が載る

その意味で熊楠から承禎と目に見えぬ細い糸で繋がっている

それにしても熊楠のノートは凄い

超人である

超人の研究の下研究を覗くのも勉強である

雑学を沢山蓄積したら何かが見えてくるかも?!

 

平成2431