★★★★★★★

『東条英機』(上卷)

 

上下二巻・

読み終えるのに、これまた骨がおれるだろう

・・・・・・・・・・・・

それでも読まなくてはならない

中国のビデオは200本以上見た

中国関係の本も過去に相当読んだ

とりわけ昨年暮れから精力的に読んだ

「寶」が世に出るまで、この著書だけは何とか読み終えたい

一区切りである

冒頭、当時の陸軍大臣板垣・海軍大臣米内光政(のち総理大臣)が岩手県出身で盛岡中学

卒とある

東条英機も父親が岩手出身とある

武士道を書いた新渡戸稲造・石川啄木も岩手とある

岩手県が戦前の人脈の宝庫とは知らなかった

読み進むと言語学者の金田一京助も同卒である

幕末、奥州連合で東北は賊軍となった

その屈辱をバネに東北が逸材を排出したのであろう

近年東北を二度旅して、東北が日本の心の故郷と実感した

私が生まれる前の時代である

モノ心がついたころ、終戦処理も終わり、現実には戦争を知らない年代である

この著書で当時の軍部の中枢が東北人である事を知った

ある意味戦争は、東北人の頑固さ、愚直さが戦争を回避出来なかった一因のような気がし

てきた

吉凶相半ばの感がする

東条が日露戦争に従軍していたとある

いずれにしてもその東北が大震災で崩壊の瀬戸際である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

岩手・福島・宮城、日本の精神の砦である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あらゆる面で日本は崖プチ!!!である

・・・・・・・・・・・・・・・

諸々の意味で読み進まねばならない

本の途中インターネットで東条英機を検索した

そこに、東条の東京裁判における意見陳述と国民に向けての遺書が載っていた

深く深く考えさせられた

それらを読んで、下巻まで読み進む興味がかなり薄らいだ

上巻でストップ

下巻は手元の書物読み終えてからにする

まず櫻井ヨシ子先生の「宰相の資格」を先に読む!!!

著書の中で耳の何処かに残っていた言葉、あらためて留意する言葉を記録

★軍人勅諭

「義は山嶽より重く、死は鴻毛より軽し」

 

平成24320