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【世界を知る101冊】海部宣男

 

図書館の新刊本である

サブタイトルに「科学から何が見えるか」とあり、私の一番弱いジャンルで思わず手がで

科学の分野の良書101冊を選んで、要点をつまんでまとめあげてある

しかも分かりやすく平易にかいてある

恐らく101冊の原本は専門的で相当分厚い著書ばかりであろう

それを全部読んで纏めてあるから凄い

著者は国立天文台名誉教授とある

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もうそれだけで直立不動

参った

頭が悪いから、これで科学分野全体を見渡そう

そうか!そうか!そうだった!と頭の中で思い返す話もあった!

科学雑誌は図書館で『ニュートン』をパラパラと纏め読みすることが多い

科学者も大変だ

昔は異端とかいって死刑になったものもいる

進化論や地動説を考えるとキリスト教は根源で的なところで破たんしている

アダムとイブの話など、今日では微笑ましい話である

イスラム今日も、違和感がありすぎる

酒と浮気が厳禁である

それに断食がある

絶対に無理である

その点仏教の方が断然寛容で受容した日本人の先人の選択は正しかった

しかし今、「寶」の韻文を考案した司馬承禎の宇宙観を考えるに、驚嘆以外の何物でもない

現代宇宙物理学の究極の宇宙論を理解していた

脅威である

そんな、とりとめのないない事を、頭の中で考えながら読み進んでいた

読みたい本が、少なくなってきた

現代が行き詰まってきた感じか強くなってきた!!!

地球外生物の発見

タイムマシーン

核兵器を一瞬で無力化する兵器の開発

一瞬でセシュウムなどの放射能物質の除染装置

超精巧な人妻ロボット(サイボーグ)の開発

癌細胞を殲滅するキラー細胞の発見

無尽蔵の人工石油の開発

エトセトラ

不老不死はいらない

人間の寿命は最長で125歳と云われている

それで良い

考えれば考えるほど、自分の頭は非科学的である

そう卒業した漫画的脳味噌である

!!!

漫画も沢山読んでおいて良かった

それにしても、この著者には驚かされる

★そうそうドイツのシュリーマンが来日していたとは知らなかった

時は幕末、横浜、江戸を旅したと云う

私が幕末の写真集で感じたと同じ、日本がもの凄い清潔な国であったと云う

写真集載る街道には落ち葉一つ、枝切れ一本、ゴミなかった。

それと幕末でも日本はポルノ大国であった事が記されてある

男女の老若問わず、ポルノ芝居を楽しんでいたとと云う

ビックリである

考えれば江戸時代混浴であった

納得であった
                                                                    平成239月30日