鳥瞰

 

最近、この「鳥瞰」(ちょうかん)と云う言葉を知った

辞書を引くと「鳥が高いとこから下界を見渡す」そんな意味である

トンビやコンドルの気分である

まさに自分は「寶」で日本中の中国歴史研究者を鳥瞰して来た

東大・京大その他日本の一流と云われる諸先生方である

中にテレビに出演していた先生も幾人か含まれる

博物館の学芸員も5・6人いる

個々の先生は総勢約70人近くである

しかし、殆どが並みの、並みの学者ばかりであった

ホント

『日本道教学会』『東方学会』『日中学会』『日本中国関係学会』

この歴史四学会の会員数は4500名である

重複会員もいるだろうから3000名であろう

それでも相当な数の研究者数である

しかし、相撲で例えれば、殆十両以下である

前頭何枚目はパラパラである

東西の横綱・草柳大蔵先生や吉野博士・藤井館長とは比べようもない

その二流の彼等が、お三方と遜色のない一流と錯覚して雛壇に並んでいる

本人らも世間もその差が分からない

大学の先生は高校の先生の一つだけ上のクラスである

だいたい、大学の教授は給料を貰っている

野球で例えれば、社会人野球である

プロでは無いアマチアである

学問とは“覚悟”である!!!!

覚悟なき学問は机上の知識学問である

計算力や漢字の記憶が少し一般人より上なだけである

そのような能力は積み上げた過去の知識を理解しても、未開、未知の分野の発見には

殆ど役に立たない

想像性、先見性の有無が決定的なのである

持続的好奇心、さらに知識の上の勘が大切である

愚生云っているのではない、偉大な宗師、司馬承禎が云っているのである

『日本人の誇り』を書いた藤原正彦先生も、覚悟を指摘しておられる

正にその通りである

とりわけ筑波大学の○池!この先生程、立派な知識学者はいない

中国哲学とりわけ老子研究を旗印にしながら、対局の行動を取っている

知識と傲慢が鼻に突く

笑い話、ブラックジョークである

習っている生徒がお気の毒である

危機意識ゼロの学会の諸先生方は東電原発事故の東電幹部、原子力委員会、原子力保安院

を非難する資格はゼロである

ホントである

マア、高所恐怖症の私が「寶」のパラセールに載って、コンドルの気持ちを味わった

絶景かなであった

マア私はプロのつもりでも、プロのテスト生みたいなもの

印税はゼロ、投資資金は時給も含め21年間で確実に1億5000万を使った

未だ一円にもなっていない

であるから、プロでなく風呂である

マア、大学の先生方でも私の「寶」本を理解するのに難渋する

御苦労さんである

諸先生方にノーベル賞受賞のアレキシス・カレルの著書の一節を何度でも献呈しておこう

お分かりか????!

平成23921

カレルの一節