蚊トンボ・ヒロ君

 

わけあって、ここ数年、ヒロ君と色々

関わっている

年はまだ22・3才?

高校は農業高校で卒業した事自体、

摩訶不思議なのである

両親は離婚していて、父親の顔を殆ど

知らない

そのため祖父母に育てられた

その祖母と私は異母・姉弟の関係で

ある

ヒロ君の祖母とは腹違いの姉弟なの

である

しかし私はその祖母の存在を両親から40年近く全く聞かされておらず、10数年前まで

知らなかったのである

また我が家とは何十年間親戚関係の付き合いをしていなかった

であるから、全く知らなかったのである

ヒロの祖母は私の父親の娘で、ヒロは私の父親からはひ孫である

私の父親も10年前亡くなっており、その祖母(姉)も数年前亡くなっている

血から考えれば、エート、二分の一・四分の一・八分の一であるから、従兄弟の次・ハト

コ位の関係である

それに加え、家同士の付き合いが何十年間なかったから、殆ど無関係に近い

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それでも亡き父親の後始末と思い、何かと世話をかいている

高校を卒業して働いていなかった

そのため、心配した私は知り合いの社長に頼んで就職を3ツも世話したが全部駄目であっ

20日も経たないうちに断られるか、ヒロ君が出勤しない

親しい付き合いの社長に頼んだが、大きなミスをして、謝罪の意味で軽く100万以上す

る骨董品を差し上げ、私から首にして下さい!!!とお願いした

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ヒロ君は失語症と云ってよいほど、話す事が苦手なのであろう

ヒョロ・ヒョロと足取りが弱い

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少し強い風が吹いたら、何処かへ飛ばされそうな感じである

小さい姫トンボのような、弱弱しさ

いや姫トンボの方が、まだ生きる力が強いであろう

蚊もヒロ君よりたくましい

はかないカゲロウのような感じである

カゲロウではあまりに儚い感じで可哀想なので

蚊トンボの愛称にした

!!!!!!!!!!!!!!!

平成23715