馬鹿と秀才の危機管理その@

 

馬鹿は将棋で例えるなら歩である

秀才は金や銀で、王手の安全地帯で戦況を眺めておればよい

馬鹿は原発事故などが発生したら放射能を浴びる最前線で「歩」の作業に当たらなければ

ならない

であるから危機に関し頭は悪いが敏感である

馬鹿は子供時代勉強せず遊んでばかりいた

であるから海で溺れかかったり怪我や傷を多く負った経験がある

また馬鹿は頭で考える安全には弱い

知識が乏しいから、安全ラインと危険ラインの一線が分からない

危機に対処する幾重もの保安対策が施してあると説明されても頭から信用しない

理解力・知識が乏しいから各種保安機器に対し、どこか疑問を持っている

であるから、過剰なくらい警戒する

馬鹿は考える

放射能汚染水の循環ろ過装置の電源が作動しなくなると、その汚染水を海に流す事が出来

ない

であるから、循環ろ過装置の自家発電が万一止まる事もあり得ると独立電源を3つも用意

しないと危ないと考える

風力・地熱・太陽発電装置を備え、万一に備える、

しかも、原発を強固な地下シェルターに配備しておかなければ危ないと考える

万一の場合に、何万トンの冷却汚染水の貯蔵タンクを3ケ所も作っておく

そして汚染水を原子炉冷却に循環できるようあらかじめ配管しておく

しかも、一本が破損したらと、予備配管もしておく

そうしないと、馬鹿の大好きな魚やワカメが食べれなくなる

第一、   馬鹿は秀才と違って、危機や安全に対する考えが、原始的であるから、はじめから

原発自体を信用していない

ただ怖いもの恐ろしいものと考えている

であるから原発自体を地下に造る

さすれば、配管や自家発電が津波で破壊されない

万一の場合自分も原発地下シェルターに自分も避難する

秀才は、原発機器の安全性に絶対の信頼を置いている

原子炉中枢本体が破壊されるなんて事を微塵も疑っていない

秀才の頭は原子炉建屋、複雑な配管、制御室、制御機器は安全基準をクリアした世界有数

の機器である

それが、壊れたり、作動しなくなる事など、想定外のそのまた想定外である

馬鹿の考える馬鹿な発想は想定外で、全て保安基準内で、詳細にチェックしてある

自信満々である

我々は電力会社である

電力が止まるなど、完璧に有り得ない

そのような事態は完全に想定外である

秀才は人間を信用しないが、機器や計器、データーを信用する

反対に馬鹿は機器やデーターは難しくて分からない、

であるから、万一にそなえて、消防自動車やショベルカーを備えておかなければ安心でき

ない。

勿論防災服も沢山用意する

神器「寶」の関連学会の学者もそうである

取り分け日本道教学会の学者がその見本である、

それでは、「寶」から見た秀才の脳構造を考えてみよう

 

平成2348