総合災害・核シェルター・5年前の原稿

 

以下の原稿は平成181月、5年前の原稿である

私は30年前に市民防衛協会に個人入会し核戦争用シェルターを勉強していた

個人で入会したのは、私が全国で最初であった筈である

当時、平和ボケ日本を危惧しておられた東京荻久保の植村技研の植村厚一社長と出会った

それが伏線にあった

読まれたし

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

平成23328




本キトキト提言


承禎初夢、救国・

日本版ニュデリー政策

 

バブル破綻後、10年以上、土木建築業界は下降線の一途である

リストラ・合併・合理化と経営は先行きの見えない厳しさである!

政府が土木建設業界に介護事業などの事業転換を叫ぶほどである

また、国の財政も厳しく、公共事業などに使われる地方交付税は更に一段と削減の方向で

ある

北海道、東北、裏日本海側、など産業の少ない地域にしめる公共土木工事に従事する人間

の人口に占める割合は軽視出来ない数値と推測される

この氷見市を例にとっても、近年10社近くが倒産、廃業に追い込まれた

現在創業している業者の先行きも予断を許さぬ状況であり、銀行の融資も、土木業者には、

完全に後ろ向きとの話を聞いている!

全国も同じであろう

土木建設業者が衰退することは、コンクリート業界、鉄筋鉄鋼業界、ダンプなどの自動車

業界、ブルトーザー・掘削工作機械メーカー、型枠業界、石油業界、等々にも大きな影響

を及ぼしている!

土木建設業には下水道業界も含まれる

消費資材は工作機械から、木材・そしてボルト・ナット、釘などの小さな資材まで、

経済に及ぼす影響は計り知れない

道路公団の民営化をみるまでもなく、今後道路建設はこれまでの勢いを完全に失う

仕事の量的面、そして国の予算面からも、展望は無いに等しい!

大企業は安い土地、安い労働力を求めて中国を筆頭として先を争って海外に進出してい

る!

東京や名古屋、大都市では景気が上向いていると言うが、地方では全く実感が沸かないの

は、私は土木建設業の不況がその主因と考えている

都会と地方の景況感の差は、企業内容、業種の落差が大きいと考える

耐震疑惑の手抜き工事も、過去10年以上の土木建設業界の不況が底流にある

 

さてこのHPの私の履歴にも紹介してあるが、私は30年程前、核シェルターの販売を試

みた時がある!全く時期早計であつた

いや時期が早かったのでは無い、日本人の平和ボケが原因であった

ソ連は勿論、核兵器を持ち、ロケットの有人飛行の中国、そして北朝鮮である

中国、北朝鮮は今も一党独裁国家である

日本列島は、この3国の核の標的にさらされているのである!

またチェルノブイリを考えるまでもなく安全を第一に運営している原発もまた国内に抱え

た、弾薬庫である

また、日本は地震国である!

災害ごとに、何時も被災住民の仮宿舎を用意しなければならない!

日本は周囲全てを海に囲まれている、スマトラ沖地震のような大津波も何時発生するかも

しれない!

今後、大規模な国際テロも何時発生するかもしれない!

日本は危険列島で1億人が、ボケているのである、

そこで、地方の景気浮揚と土木建築業者救済を目的とした日本列島に大規模災害と核戦争

に備えた大規模シェルター建設を提唱する

 

本格的話の前に、私の30年前に仕入れた幼稚な知識を、お伝えしておきます

スカンジナビア半島にあるノルウエイ、スウエーデンは核保有国である隣国ソ連に歴史的

に圧迫をうけ、国防意識は高い!

私が核シェルター販売を考えた30年程前から、両国はフィヨルドの岩盤をくり貫き、何

何万人収容できる核戦争用シェルターを建設していると聞いた

しかも電力その他、最低限の国の基幹産業までそのフイヨルドをくり貫いた岩盤の中に建

設していると言う、

また永世中立国と社会科で習ったスイスは、家を建てる時、自宅地下にシェルターを造ら

ないと、日本で言う住宅金融公庫などの公的資金が借りれないとの事であった

多分今でもそうであろう!

またアルプスの渓谷にかかる橋には、時限爆破装置が常時取り付けられ、戦争になると敵

の侵入を阻止するため、爆破すると言う、

第二次世界大戦の時、ヒットラーがスイスを通らず、迂回した話は有名である

 

コンクリートビルが増えたといっても、日本は今でも、木造住宅が70%以上である

しかも、列島の70%は山間部で、海岸線に縫って広がる平野は狭く、居住空間の人口密

度は世界的にも高い筈である

災害、テロ、戦争となれば、直接被害も大きいが火災、水没、倒壊などの二次災害も大き

四国大橋や青函トンネルをみるまでもなく、日本の土木技術は世界のトップレベルである

この技術の火も消してはならない!

私は地方経済の浮揚と土木建設業界の蘇生、技術の継続から大規模シェルターの建設を正

月の初夢として提唱する

シェルター(確か直訳すると、覆い)とは地下退避壕のことである!

戦争が始まって、シェルターに核の直撃弾をうけても、ビクリともしない超強固な退避要

塞である

計算力の弱い私が、カンピューターを駆使して予算を計算してみる

シェルター1基を5000人規模として、1億人(将来の人口減も勘案し)の70%を収容

目的とすると7000万人で、一基の収容人数、5000人で割ると全国で

14000基のシェルターの数になる

一基50億円(私の感で、根拠のない数字)とすると総予算は70兆円である

年間1000基を建設するとして場合、14000基÷1000基で約14年かかる

年間予算は70兆÷約14年=,年5兆円である

緊縮予算でも十分捻出できる額である

何より国民の永久的社会資本である

 

年間1000基なら約50都道府県として一県20箇所の工事である

富山県で20ケ所の大規模土木工事である

割り当てからも氷見市で1ケ所は建設されるであろう

50億の土木工事である

氷見の土木建築業者は一気に活況を呈するであろう

日本の70%は山で、シェルター建設は殆ど山をくり貫く!

道路と違い、用地買収費が極端に少ない

土砂は能登空港のようなローカル空港建設埋め立てに使い、有事の場合の、自衛軍の空港、

または大規模工業団地用地とする!

国民全てを守る防災、国防上のシェルターである、

しかも地下建設である

立法化すれば、地下の空間は無料または格安の借地としても良い

平時は巨大倉庫として貸し出しても良い!

勿論、シェルターは超強度のコンクリート要塞で、巨大ドームである

しかも区画の各部屋は蜂の巣状の超合金で仕切られている

飲み水は、核による汚染から守られた深層地下水である

勿論、核汚染、化学兵器から守る為の大型空気洗浄装置つきである

電力はそれぞれのシェルター毎の自家発電である

勿論、5000人の非常食は核の大気汚染が弱まる6ケ月分は備蓄しておく

重ねて土木建築の粋を集めた、地下要塞である

設計は名誉挽回、耐震疑惑の姉歯一級建築士にも参加させ、建築はヒューザー救済にも当

てる(笑い)

以上、向こう10年の景気浮揚対策、新春の初夢でした

エコノミスト東平蔵殿、時間的余裕ですね!

                                           平成18年1月8日