★★★

「侠気について」

諸井薫

侠気を(おとこ気)と仮名附ってある

題名にひかれて手にした

古本屋で50円であった

侠気、おとこ気で全編書いてあると思ったらエッセイ集で、二三頁しか書いてない

それでも読みやすいから、トイレに置いてパラパラである

「寶」の天王山

重い本は無理である

丁度良い本である

それにしても、面白いとは言い難い

これくらいのエッセイなら書けない範疇では無い

しかし、漢字にふり仮名が打ってあるが、かなり難解な語句が出てくる

著者に取って当たり前なのだろうが、癪である

全部も載せないが少し列挙しておこう

★「畢竟」(ひっきょう)★秋風落莫(しゅうふうらくばく)

★寥々たる(りょうりょう)★諦観(ていかん)★徳性の涵養(かんよう)

★情操の陶冶(とうや)★半可通(はんかつう)★間然する(かんぜん)

     嫣然(えんぜん)★剽(ひょう)げて★漢庭巧宦(かんていこうかん)

★雲閣辺功(うんかくへんこう)★昂然(こうぜん)★一定字

腹たった

各自辞書をくられたし!!!

○タクシーの話

○手の平返し

なかなか面白い話が載っていた

平成23310