「ヒューマニズムとしての狂気」

                       岩井寛

心身症の、臨床医の書いた著書である

気の重い本である。

昔、フロイトその他関係本を沢山読んだ

森田療法も何冊か読んだ

分裂病のミ〇とも一年間寝起きを共にした

その他数人の心身症の人を知っている

普通の人はこのような本を読まないだろう

人間の心の世界ほど難しいものは無い

道理の乱れた近年、何が起きてもおかしく無い

年の瀬である

恐らく自殺ラッシュであろう

政治の無策、経済の疲弊、家庭の崩壊が人間を襲う

そして無知な母親に育った子供が山ほど生まれる

新聞によると、十代の出来ちゃった結婚が7割程らしい

未熟な母親、甲斐性の無い父親の蔓延である

そんな出来ちゃった結婚から生まれた子供たちが成人する30年後が恐ろしい

いや今現在もそんな親から生まれた若い男女が社会に大量に排出されている

そんな若者達の脳神経が剃刀のように研ぎ澄まされ病む

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私は馬鹿であったから、病む余地が無かった

馬鹿に感謝である

著書で紹介されたY氏・・天才である

人間の脳宇宙は恐ろしい程である

執着したり、考えすぎるのも問題がある

身体の細胞で考える、そんな訓練が大切である

何十億の細胞に。原始的脳細胞が有る

!!!!

最近リストカットした若い女の子が結婚した

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相手の男性は、女性の心の病気の深さを知らなかったらしい

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彼女の複雑な家庭環境の深刻さを理解していなかった

未熟すぎたのである

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多分・・・・・・・・離婚であろう

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結婚するには無理があった

男のキリストや釈迦程の、大きな愛が必要である

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無理であろう

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大きな結婚式を挙げて、男性の両親はご心痛である

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子供がいなくて幸いである

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気の重い話である

こんな本はサラリで。片隅に眠らしておこう

平成221214