十一月歌@

昨日21日日曜日、快晴であった

11時頃、急に思い立って二上山に車を走らせた

私の「思い立ったが吉日」気ままと云うか、我が儘な性格に事務員は内心あきれているだ

ろう

例によって、目的地に着いたら焼酎で帰りの運転は彼女の役目である

事務員兼、代行運転、雑役、兼、母式部係りである

しかも一石三鳥型、多情性で予定がコロコロ変わる

この性格は母親式部ゆずりで、責任は粗方式部の血!

私に責任は無い

大不況が私に味方して当店で我慢している

それにしても秋はいい

四季それぞれ良いが

やはり私は秋が一番である

実りの秋、食欲の秋、読書の秋、

もののあわれを誘う秋である

詩的な秋である

秋の歌は多い

自分の歌の能力の無さが悔しい

紅葉の見事さに、見惚れる

木々それぞれに

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乙女の恥じらい

熟女の恥じらい

胸焦がす燃える恋の色

しかも、そこに愁いがある

その紅葉の枝から一片一片が、胡蝶となってヒラヒラと舞い落ちる

熱い恋の終焉を告げるかのように

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秋は過去を懐かしみ

人生の秋を耳元で無言でささやく

無言の中に無常をやさしく教えてくれる

枯葉「秋の日のバイョロンのため息・・・・」である

完結しない恋がいい

思い出の玉手箱の抽斗(ひきだし)にそっとしまいこんでおける

ウクライナ草原の秋は

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「夢は枯野を駆けめぐる」である

平成221124