★★★

徹底図解

『東海道五十三次』

 

重い本を読んで来た

それで、軽い本をと、手にした

図書館の新刊本である

それがなかなかどうして面白い

!!!!!

歌川広重の浮世版画と十返舎一九「東海道中膝栗毛」での解説である

小学生の頃、子供向けの『弥次・喜多道中記』を読んだ

今となっては、うろ覚えであるが、子供心に面白かったと記憶している

読んでいてなる程、なる程と頷く事が多い

このHPキトキト提言で、十返舎一九が氷見に来て行った史実を載せた

しかし誰一人それを活性化に活用しようとはしない

銅像までしなくても、せめて観光のガイドブックに紹介して氷見市をピーアールする

材料にする知恵ぐらいは欲しいものである

マア期待する方が無理である

それにしても、この著者は江戸時代の研究は凄いが、現代となると、相当ずれている

102頁から103頁にかけて、現代の女性も時間的余裕が無くて旅行は少ないような記

述になっている

事実誤認もはなはだしい、

学者さんなのであろう

それでも53次8番「大磯」の所は興味深かった

今ひとつ、47番の「関」は東海道で唯一国指定の「重要伝統的建造物群保存地区」で町

全体が博物館と云う

一度行ってみたいものである

読んでいるとタイムスリップして東海道を旅している感覚になる

旅行がしたくなった

ホント

                                     平成221019