★★★

1Q84』二巻

          村上春樹

本を読むのには、時間と労力がいる

小さな商売を営んでいる私には、このようなフィクションを読むのには相当犠牲が強いら

れる

タイムイズ・マネー・タイムイズ・ノット・バイマネーである

命=時間である

即ち、時間を燃焼=命を削っているのである

基本的に私が本を読むのは生きるため、そして生活の為である

そして泣いても笑っても一度しか無い人生の、一つの自己確認の行為なのである

     ちゃんに薦められて「白夜行」を読んだ

こんどはユウコが買ってきた本である

動機は最近のプロの作家の文章表現に興味があって、読み始めた

やはり、プロは違う

唸る箇所がいたる所にある

己の現実を知る読書である

それは置くとして、ストーリーは昔の連合赤軍とオーム真理教を捏ねたような団体が登場

して来た

41頁、牛河の人物表現には舌を巻いた

こんな発想は私には無い!!!

さすがである

当然と言えば当然であるが、到底太刀打ち出来ない

描写力が凄い

それでも、全く手の届かない高さでは無いような気がする

高めのケタツかハシゴを掛ければ、手が届きそうである

逆に村上氏に「寶」の解明は無理であろう

この本を読んでいて、「寶」本に自信を深めた

今朝、二巻の半分250頁を超えた

ほんの少し面白くなりかけた

そうそう、今朝の新聞(103日)に著者がノーベル文学賞の候補と載っていた

ンーーーーーーーーーーーーー

前言訂正である

・・・・・・・・・・・!

身の程を弁えろと、カラスが市民会館の屋上で騒いでいる

106日、二巻読み終えた

それでも、まだ面白いまでゆかない

     ・・・・・・・・・・・・・・・

ユウコが三巻途中である

残りを聞いたら150頁とのことである

ユウコであるから、読み始めるのは多分一週間後になるだろう

古本屋から10冊程買ってきた

もっと後でも良い

今の所私には、そんなに面白くないが、ノーベル文学賞候補らしいから、敬意を表して

★マークにしておきます

平成22106