氷見と自分

 

氷見にいないと言っても、男はいる

しかし絶対数、数が少ない

相手が見えない

分からない

学校時代勉強が出来たら頭が良いと錯覚している程度の人間が多すぎる

大學を卒業してきたら、頭が良いと錯覚している

そんな彼らの殆んどは、大學を卒業してから脳の成長が停止状態である

夜郎自大の人間が多すぎる

昔から田舎の秀才より都のアホと云う言葉がある

長い間、氷見と云うお池に住んでいると、その池の規模、そして水質に馴染んでしまう。

だから私は、本能的に氷見市のあらゆる会に入会しなかった

不動産は高岡を拠点にしていた

千里ブロック時代、氷見より先に市外を攻めた

そして、外掘りを埋めてから氷見を攻略した

昔は一年に一度東京へ行った

別段取り立てた目的も無く、東京へ行った

そして新宿の町を当てもなくブラつく

公私共の刺激を求めてである

大好きな骨董品も氷見市の業者を完全に避けていた

骨董品の相手は全国レベルの高岡、金沢、小矢部の業者である

今は多くの著書を通して日本中の超一流と会話している

読書三万冊以上蔵書している東平蔵と毎日会話を楽しむ

これが実に楽しい

人の三倍、全力で生きている男との会話は楽しい

平蔵兄貴には密かに一目も二目も置いている

平蔵は最近、一つの壁を破って、人間が出来てきた

自分が頭が悪いと、自覚してきた

本当は並のものなど問題にもしない男である

私より馬鹿で無いだけの話である

馬鹿かアホを競争したら、私の方が上である

捨てきれないだけの差である

それはさておき、氷見とは少し距離を置いた、今の感覚か丁度良い

氷見でお金を5億位や10億貯めたら天下を取ったような人がいる

そんな人は全国でホウキで掃く程いる

金を残すは下・仕事を残すは中、人を残すは上と云う

吉田松陰のようなお方は氷見市になかなか輩出しない

氷見市と云う土壌がそうさせるのであろう

マア残りの人生は、私なりの方法で氷見市に恩返しをして行くつもりである

泣いても、笑っても一度しか無い人生である

壮烈かつ淡々、粛々、気楽に生きる

これも原稿一つ

○ちゃんから、逃げろ!逃げろ!である

平成22514