ゴーヤ

 

ここ3年程前に生まれて初めてゴーヤを喰った

ゴーヤと云う名前すら知らなかった

流通が進歩する前の、子供の頃ゴーヤはスーパー八百屋に一切売っていなかった

●時代も勿論一度も喰っていない

私は、酸っぱい、辛い、渋い、苦い、食品はとても大切なものと思っている

言葉に「苦汁の選択」「辛酸を舐める」「渋い男」がある

であるから現代の子供は、辛酸を舐めることも、苦汁の選択も出来ない

「苦渋」に耐えられない

今の子供が、甘いとか、ジューシーとい云う食べ物が、子供の性格まで甘くしていると思

っている

それはさておき、ゴーヤチャンプは事務員が作ってきてくれたのしか喰っていないが、兎

に角好きである

それでもゴーヤの一番シンプルで美味しい食べ方は、ブラジル人に教わった

それは、フライパンに油を引いて、薄くスライスしたゴーヤを焼いて醤油味で食べるので

ある

炒めるのではなく、焼く感じである

シンプルで簡単、最高である

暑いゴーヤの季節がきた

苦みばしったいい男!!!

承禎の大好物である

平成2278