ゴボウ

忘れていた

私はゴボウが大好きである

キンピラ・ゴボウと枯干(イワシ)の煮付け

そして酒の粕とゴボウの味噌汁これも大好きなのである

味噌汁でシジミとニラとゴボウは私の三大味噌汁なのである

これは、私と云う生物が生きていく為の絶対条件と云っても過言では無い

これを●に何回も何回も作る事を要求したが、拒否された

365日朝はパンにマーガリン、ポテトサラダかツナサラダ(まぐろ)卵サラダ

サラダにはマヨネーズであった

私は糖尿である

生存闘争である

遂には私の方からお引取り願った

食い物の恨みは怖い・・・・・いや絶対条件である

私は絶対的菜食主義者でも無い

ここまで食べ物のことを書いてきた通り、一般の人より粗食派である

また食べ物に好き嫌いをする人間でも無い

しかし糖尿病である

そんな私の最低限に近い要求を拒否されたら、お引取り願うしか道は無かった

これより人間としての根本的かつ重大な理由もあっが、食い物は生物的、生存権の問題で

もある

たかがゴボウ、されどゴボウである

変な処に話は逸れる

やはり食い物の恨みは凄い

・・・・・・・・・・

そうそう、そんな私に死亡受け取り総額約11千万円の生命保険が掛けられてあった

その金額を私は全く知らなかった

月々の掛け金が約30万円であった

脱帽・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・沈黙であった

平成2217