早食い

 

商売人の家に育った

母親の影響であろう

私は早食いであった

今も人より食事に要する時間は短い

ゆっくり噛んで味わう食事法では無い

戦後の食糧難のせいもあろう

とにかく小さい頃も、駆け込んで食べてハイ終わりであった

それに、外で遊ぶのに忙しかった

早飯、カラスの行水、、早マ○コ・・?!

ゆっくりなのはトイレだけである

これが私の健康法と云うか悪癖である

だから仕事で忙しい時、車を運転しながらお茶を片手におにぎりを齧(かじ)る

全く忙しい人生である

母親が良く言った

「いざ鎌倉」「遅いなら、寺の坊主でもできる」!!!

「大久保彦左衛門は太鼓3ツ叩く間に鎧を着たと」

母親は着物を着るのも物凄く早かった

ホント

だから、私はテーブルでフランス料理など全く性に合わない

一品一品もってきて、しかもマナーが必要である

私は喰った気がしないのである

もっとも本格的そのような料理を食べた経験も殆んど無い

商売人の子とつくづく思う

彼女達、私の恋人を願うなら、優雅な食事は諦めろ

デートは八番ラーメンか素ウドンである

ご苦労さん

彼女?!、いない??、このような中身のあるいい男、女が放っておかない

!!!!

食事は粗食だが、女は上の上、最高の美食家であった

中身なき男は、漬物のおんなで我慢せよ

オホン

平成211220