★★★

「やきもの百科」

中島誠之助

 

図書館の新刊本である

ご存知なんでも鑑定段のレギュラー鑑定士中島誠之助先生である

やはり、学者の書く焼物読本より面白い

「寶」に進む段階で焼物の本は舐めるだけ舐めた

中島先生が書いた本とのことで手にした

博物館などの先生方は自分のお金で集めた品でない

中島先生は実際の商売をしながら、研鑽してこられたお人である

日本人は昔から商売人を卑しむ傾向があった

商売人は命の次と言われるお金を投資し、土地建物を担保にし、銀行から生命保険に加入

することを要求される

お金儲け即ちプロなのである

給料を貰う社会人野球アマチアではないのである

中島先生はそのプロ中のプロなのである

その中島先生の本の中味はやはり、面白い

それでも中島先生に「寶」の御便りを2度だしたが、返事は2度ともなかった

勝負を避けておられるか

     ・・・・・・・・・

残念である

「寶」の唐白磁は書いてない

それでも中島先生に敬意を表して★マークにしておこう

 

平成22227