追加考察E

 

私の先祖の地は江戸元禄時代より昭和の初めまで鞍骨であった

没落により墳墓の地から離れた

斉藤弥九郎の生家は、鞍骨の裏山と言ってよい程の、小さい山を越えた脇ノ谷内である

鞍骨から脇ノ谷内まで歩いて20分前後であろう

私の祖父は明治生まれ、曽祖父は幕末の生まれ

当時高木家は仏生寺村でも馬20頭、出入り人10数人雇う、近郷一二を争う豪農で

あった

であるから、斉藤家と何らかの行き来があっても全くおかしくないのである

だから私の祖父、母親からも、良く弥九郎の話しを聞かされていた

そうそう母親からは、浅野総一郎の話しも良く聞かされていた

しかしオレでは弥九郎伝は無理だ

現下の経済環境

下り坂の体力

古文書の解読が出来ない

解読するアシスタントが必要(親しい川渕先生がいるがお年である)

それに「寶」がもし世に出れば中断される

私は実力が伴わないのに完ぺき主義者、強度の偏執狂で10年はかかる

司馬先生ならナァー

平成21123