紙芝居

 

たぶん幼稚園〜小学校23年生頃までのような気がする

学校が終わってから、多分午後の3時過ぎであろう

いや夏休みの間かもしれない

近所の角辻に紙芝居が来た

2円ほどであろうか、記憶は定かでは無い

昆布を買った子供だけが紙芝居を見れる

一番覚えているのは「黄金バット」である

10数人いや多い時は20人はいた感じである

結構盛況であった

太った中山のオッちゃんで、愛嬌があって人気があった

今、思うに語り口は、なかなかのもので、名調子であった

角辻で紙芝居を積んだ大きな自転車を止めると、拍子木を叩いて到着の合図を鳴らすので

ある

そうすると、お店に駆け込んで、お小遣いをねだるのである

母親は叱りもせずにお小遣いをくれた

・・・・・・・・・!!!!!!!

中には昆布が買えず、人だかりの後の影で声だけ聞く者も中にいた

今になって、色々な事が走馬灯のように、思い出される

 

平成21127