大兄辰に確認

 

11月の晴れた日であった

市民会館裏の川べりの石段に大兄は腰掛けていた

私は小さく声をかけ横に座った

そして私は大兄辰問うた

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離婚を決意したが

辰が私ならどうするか・・・・自分の心を確認するため聞いておきたいと

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短い沈黙が流れた

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辰が口を開いた

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私ならもっと遥か以前に別れている”!!!!!!!!!!!!!

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10程前、絶交宣言したのはお前のためではない

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

君の奥さんの顔も見たくなかったからだ

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ワシはお前がアホでないかと思っていた

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私は、只一言「ありがとう」と言った

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大兄辰は妻の心の中全てを観ていた

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・・・・目が完全に覚めた

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傾城傾国の女の生まれ変わり

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黙示録の原因全ては彼女であった

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     平成19122