辞世の言葉で知る

       日本史人物事典

日本史に登場する82人の辞世の句が載る

 

図書館の新刊本

そのなかで私の好きな辞世の句を記憶しておこう

★「身はたとひ武蔵の野辺に朽ぬとも、留置まし大和魂」吉田松陰

「世の中の人は何とも言わば言え、わがなすことは我のみぞしる」坂本竜馬

「おもしろきこともなし世をおもしろく住みなすものは心なりけり」高杉晋作

歴史の真相を語る辞世の句

「あら楽し思いは晴るる、身は捨つる、浮世の月にかかる雲なし」大石蔵之助

氷見にえんある人

「この世をば、どりゃおいとまに、線香の、煙りとともに、灰左様なら」十返舎一九

花火を着物の下に隠して火葬して、参列者を驚かせたと言う

「灰左様なら」の文句も面白い

平成21729

承禎辞世の句は、もう少し早い

 

承禎・辞世の準備

「この一生、人の何倍、泣き笑い、地獄極楽、腹一杯」

「だれぞしる、表裏の関門、うちでれば、死生を超えた、銀河の海ぞ」

「働いて、飲んで唄って、腹抱え、笑い歌詠み、おサラバ・さらば」

「いい線に、来たぞ承禎、頑張った、誰も見ていぬ、エルドラド」

「飯喰った、女はハテナ、胸の内、たらふく飲んだ、アァ万華鏡」

「ワル頭、それでもヤッタ 全速力  加速がついて  銀河の空に」

釈迦の蓮、名残の梅雨や 玉滴

 

平成21731